米国の医療費は日本より高いのはよく知られています。米国の病院は個室が多く、食事が選べたり、シーツも毎日交換するなどサービスは充実しています。またサービスのほかに、患者数に対し医師や看護婦の数が多いことなどが日米の医療費の違いに反映されています。感染部位別の超過医療費の違いは治療の困難性を表しているようです。院内感染の治療費は平均すると肺炎が一番高く約60万円で、ついで菌血症、手術部位感染です。