生命医療学専攻博士課程・緩和医療専門医養成コース
代表 ご挨拶
コース責任者 : 月山 淑
和歌山県立医科大学では、全国の国公立大学附属病院において初めて設置された緩和ケア病棟を生かして、緩和医療専門医養成コース(博士課程)の大学院生を募集しています。当院緩和ケア病棟、緩和ケアチームでの臨床業務を行うことで、全人的苦痛(トータルペイン)に対するケア、つまり全人的ケアの出来る緩和医療専門医を養成します。臨床研究、基礎的研究を行い、4年の修業年限で学位と緩和医療専門医の資格取得を目指してみませんか。
スタッフ紹介
講師 : 栗山 俊之
当院の緩和ケア病床/緩和ケアチームは、病床数/スタッフ数は少ないですが、症例数はかなりhighvolumeです。がん治療中の症状緩和からspiltual care、看取りまで全人的緩和医療を共に学びましょう。
コース概要
研究科 |
大学院医学薬学総合研究科 |
専攻名 |
生命医療学専攻 |
養成する専門分野 |
緩和医療専門医 |
修業年 |
4年(長期履修制度あり) |
授与する学位 |
博士(医学) |
資格取得のための条件
- 日本国の医師免許を有する者
- 5年以上の緩和医療の臨床経験を有する者または「がんプロフェッショナル養成プラン緩和医療専門医コース」を修了した者または19基本領域学会専門医資格を取得した者
- 本学会が認定する基幹施設・連携施設・認定研修施設(旧制度)において2年以上の緩和医療の臨床研修を修了した者
- 下記(1)~(2)の条件を満たし、自ら緩和医療を担当した20例の症例報告を提出すること
- 全例が基幹施設・連携施設・認定研修施設(旧制度)の症例であること
- 20例のうち、「痛み」「身体症状(痛み以外)」「精神症状」「せん妄」「苦痛緩和のための鎮静」「社会的な関わり」「スピリチュアルな関わり」を中心とした症例が1例ずつ以上あること(症例はがん疾患に限らない)
- 緩和ケア研修会(PEACE project)または、緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会を修了していること
- 下記のいずれか1つの業績を有すること
- 緩和医療に関する筆頭著者の原著論文(査読付き/共著不可)
- 緩和医療に関する筆頭著者の症例報告(査読付き/共著不可)
- 本学会誌での筆頭著者の活動報告
- 本学会(学術大会)での筆頭演者の一般演題発表(口演あるいはポスター発表)
※シンポジウムや教育講演、ランチョンセミナー等は不可
- 本学会主催の教育セミナーを1回以上受講していること
- 申請時点で2年以上継続して本学会員であり、当該年度の会費および専門医審査料を納めていること
申請年より遡って5年以内のものとする
支部学術大会は該当しない
入試案内