細胞診検査を担う専門資格を有した臨床検査技師が細胞検査士です。
細胞検査士の資格を取得するには、日本臨床細胞学会が行う細胞検査士資格認定試験に合格しなければなりません。受験資格には、臨床検査技師の資格取得後、病理・細胞診の実務経験が1年以上となっています。資格認定試験は、1次試験(筆記および画像問題)の合格者が2次試験(顕微鏡・実技試験)を受けることができます。
また、細胞検査士資格を取得後は5年ごとに資格更新を行わなければなりません。それは、 細胞診検査を行うには病理・細胞診断学をはじめ高度な知識と技術および経験が必要だからです。
患者様から採取された細胞をスライドガラスに塗抹し固定・染色して、顕微鏡で細胞形態を観察して正常細胞、良性異型細胞・悪性細胞か否かを判定する検査法です。