まず、主訴は何か。どこが痛むか。最近調子はどうか。など、潰瘍か胃炎かをあらかじめ想定できるような質問をすること。さらに患者さんとコミュニケーションが成立し、検査がスムーズに行える。
極意2)撮影は毎回必ずバリウムを流した後を撮す。
バリウムを流して撮影 ⇒ 次に体位を変えてまたバリウムを流してから撮影
これを繰り返す。毎回必ずバリウムを胃壁に塗りこむことを心がける。
極意3)胃壁に粘液や残渣が残っていれば、病変は写らない。
1回のローリングで胃壁が洗えていなければ、2回3回とローリングを繰り返して、粘液や残渣をバリウムで絡め取ることを心がける。