アレルギー性皮膚炎は多くの患者を有しているが根本的な原因は未だ解明されておらず、発症過程における皮膚組織の構造を非侵襲的に観察することが重要です。また、炎症時の皮下組織のの末梢血流量を測定することでアレルギー性皮膚炎の解明のための有益な情報が得られることも期待できます。我々はOCTとレーザー血流計を用いてアレルギー性皮膚炎発症時の皮下構造および皮膚血流量の同時測定を試みています。