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代表者ご挨拶

看護の未来を創る。共に学ぶ皆さんへ。

内海 桃絵 ヘルスケア・システム工学研究室では、医療関連感染の低減と、看護師がもっと輝く職場づくりに貢献することを目標に研究を行っています。
医療関連感染は院内感染とも呼ばれ、患者さんが医療機関で治療を受けている間に感染症に罹患することです。それにより、患者さんは余計な治療が必要になり、時に死亡につながることもあります。病気を治療するために入院したのに、新たな病気に罹患したのでは、患者さんはやるせない気持ちになります。
しかも医療関連感染は予防することが可能なのです。
私が病院で働いていたころ、ある医師が「この患者さんが、がんで亡くなってしまうのは仕方ないかもしれない。でも、感染症で亡くなることは絶対に避けたい。だから力を貸してほしい。」と言った言葉が忘れられません。感染対策は医療に関わる全ての人、患者、家族も含めて実践しなければ効果を発揮しないのです。
予防可能なのに、なかなか実現できない「医療関連感染ゼロ」。
感染管理認定看護師さんや工学分野の研究者とも共同して取り組んでいます。
看護は人の命に触れる魅力的な仕事です。人の身体面、心理面の両方からアプローチして、対象となる人の健康、生活を支援します。看護師として働く中で、多くの魅力的な患者さんに出会い、かけがえのない経験をしました。
一方で、厳しい仕事であることも事実です。医療は高度化し、ケアの対象者は多様化しています。どうしたら、もっと生き生きと働くことができるのだろう。
これが、私のもうひとつの研究テーマです。
基礎教育・現任教育支援に関する研究やセンシング技術を活用した看護ケア開発などに取り組んでいます。
本研究室は、工学や情報技術分野、企業との共同研究など学際的な研究活動とともに、他大学との合同ゼミ、英語文献抄読会など勉強できる機会も充実しています。
興味のある方、ぜひ一緒に研究を進めましょう。

内海 桃絵