がんリハビリテーション看護インテンシブコース
代表 ご挨拶
コース責任者 :教授 山田 忍

がんと共存する時代の中で、がん患者自身がセルフケアにより健康に生活するための生活機能を維持、向上することを支援できる人材の育成を目指す。身体的側面だけでなく、精神的側面・社会的・スピリチュアルな側面にも着目したQOLの維持、向上が行える。患者の病期を踏まえ、身体的・精神的・社会的・スピリチュアルな側面を包括的にアセスメントし、がんリハビリテーション看護が提供できる人材の育成を目指します。
がんリハビリテーション看護を理解し、患者がリハビリテーションを継続するために、専門的な知識を基盤に、協働できる医療者の育成を目標としています。
修了要件と履修方法
講義(各1単位)6単位,演習2単位をすべて履修すること。修了証の発行。がんプロ全国e-learningの講義を視聴(Web)
【講義】6単位
- 病態生理:1単位
- がんリハビリテーションにおける看護師の役割:1単位
- 心のリハビリテーション:1単位
- 理学療法士としての看護に繋げる専門的な関わり(病期による介入の変化):1単位
- リンパ浮腫のアセスメント:1単位
- 在宅でのリハビリテーション看護の役割:1単位
【演習】2単位
- 症例の展開:講義の内容を踏まえ、1症例に関してグループディスカッションおよびリハビリテーションを計画・立案
- 病期(病状)の変化への対応:症例の病状の変化を踏まえ、グループディスカッションおよび計画の再考