ゲノム検査診断学
(Genome-Based Diagnostics (GBD))

2004年にヒトゲノムの30億個の全塩基配列が解読されました。

その後、さらに3人種で個人間の遺伝的多様性を規定する数百万箇所の「一塩基多型(SNP)」の存在が解明され、 この情報に基づいて全ゲノム関連解析が進行しています。

一方、ゲノム解析技術の進歩も著しく、2010年半ばまでには個人のゲノムの全塩基配列がたった1000ドルで30分以内に解析できる見込みです。 近い将来、出生時に個人の全ゲノムが解読され、究極の個人情報として医療に利用される時代が到来するかもしれません。


現在、「疾患の遺伝的素因の解明に基づくゲノム検査診断学の確立」をテーマに研究を行っています。