第39回日本分子腫瘍マーカー研究会

会長挨拶

会長 写真

このたび第39回日本分子腫瘍マーカー研究会を担当させていただくことになりました、大阪大学大学院医学系研究科・保健学専攻の三善英知でございます。本研究会は、1982年に「腫瘍マーカー研究会」として開催され、その後の分子生物学の進歩に伴って、2000年より「日本分子腫瘍マーカー研究会」と名称を改めて今日に至ります。年に一度の学術集会では、腫瘍マーカーというキーワードで括られた研究内容のためか、非常に密度の濃い活発な討論がなされてきました。これまで多くの先輩方によって継承されてきた歴史ある研究会の伝統を守りながらも、革新的な研究内容を取り入れ、会員の皆様にとって実りのある研究会にしたいと思います。微力ながらも教室の叡智を集約して、全力で臨みますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

近年の生命科学・微量解析技術の進歩と共に、多くのバイオマーカーが発見されてきました。腫瘍マーカーはがん診断にとどまらず、ハイリスク群の囲い込みや個別化医療への応用が期待されています。バイオマーカー測定の意義は、ROC解析で単にAUC値を競うのではなく、その測定値からどのような臨床情報を知りたいのか、また新しい治療のシーズを探索するためにあります。そして腫瘍マーカーの産生機構解明やバイオロジーという基礎的な研究も重要になります。今後のバイオマーカー研究は、診断法の領域を超え、多くの融合研究に発展していくと思います。AI診断の足音が聞こえてくる中、腫瘍マーカーを開発する研究の深さ、面白さを改めて楽しんでいただければ幸いです。

今回も、基礎から臨床まで幅広い領域での先進的、独創的なテーマを企画したいと考えております。ぜひ多数の皆様にご参加いただき、活発なご討論が行えるように努めて参りたいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。

第39回日本分子腫瘍マーカー研究会
会長 三善英知
(大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻 機能診断科学)

研究会運営事務局
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻機能診断科学内  鎌田 佳宏
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