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代表者ご挨拶

近江先生

大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻ボーダレスデザイン医学研究センターのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

本センターは、保健学科設置20周年メモリアルホールとして、平成28年8月に設立され今年で10周年を迎えます。保健学科は、大阪大学の豊かな医療・生命科学分野の教育・研究環境を活かし、21世紀の保健・医療・福祉を担う優秀な人材を育成するため、医学・看護学・工学・薬学・理学などの様々な領域から教員が、新しい学際領域である保健学の教育・研究基盤を築くため、保健医療分野におけるトップランナーであり続けています。本センターはこの保健学科の歴史と次世代の保健学科の架け橋となる研究センターとして設立されました。

当センターの主な趣旨は、保健学専攻との共同研究を基盤とした産学連携による次世代医療の実現を目指すものです。日本は超高齢社会のさらなる進展に伴い、医療・介護体制の維持が困難になると予測されています。次世代型医療のモデルとして保健学専攻が目指すものは、超高齢化社会に向けた介護研究と、非侵襲的で医療経済的にもヒトに優しい最先端の医療技術の確立です。そのためには保健学専攻をはじめ異種領域の研究者の協働と企業の研究者との連携・共同研究が不可欠となってきます。本センター組織は、寄付講座・企業共同研究講座部門、受託・共同研究部門、学内共同研究部門、その他保健学専攻における必要な研究部門で構成されています。具体的には、医学・医療と他分野との境界を越えた「ボーダレス」な研究や教育の企画、保健学(看護・リハビリ・公衆衛生など)と臨床医学・工学やデザインなどをつなぐ学際的な取り組み、医療の現場における新しいサービスデザインやシステムデザインの研究拠点など、高度医療と疾病予防や健康寿命の延伸、生活の質(QOL)の向上に貢献するための様々なニーズに多方面から取り組んでいます。

最後に、本センター設置にご寄附いただきました「癌免疫研究所」関連の皆さま、設置当初より本センターの運営と発展にご尽力をいただいた三善名誉センター長をはじめ、学内外の共同研究の先生方、企業の研究者の皆さまに、深く感謝申し上げます。

近江 雅人