教授のごあいさつ



 20年間にわたる国立循環器病センターでの臨床医としての勤務を終え、平成20年4月に着任しました。当教室では超音波法を用い、心血管系の病態生理学を追究する研究を行っています。長年、臨床データのみを扱っていると基礎的検討でその正当性を確かめたくなってきます。当教室では臨床的検討で生じた疑問を解決する動物実験系を組むことができますので、今後は心機能の新しい評価法について基礎データに裏付けされたしっかりした研究を行っていきたいと考えています。さいわい優秀なスタッフや学生達に恵まれ、他施設からも驚かれるようなかなりハイレベルな研究を行うことができていると自負しています。

 さて大学では学生教育も重要な役目です。知識の伝達はもちろんのことですが、教育を通じて一人でも多くの学生に自ら考えることの大切さを教え、さらには考えることによって生まれる知的興奮を味わってもらえればと思って、学部生教育、大学院生教育に日々勤しんでいます。今後とも御指導、御鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。




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 Osaka University Graduate School of Medicine, Division of Health Sciences, Medical Ultrasonics. ホーム |  サイトマップ |  お問い合わせ