超音波診断法に関する研究


超音波法を用いることにより、非侵襲的に体内の臓器を観察することが可能です。 我々はとくに心臓を対象とした研究を行っており、ラットやイヌを用いた動物実験において、 冠動脈結紮による心筋梗塞モデルや薬物投与による病態モデルを作成し、スペックルトラッキング法やドプラ法などにより、心機能を評価しています。
図は、冠動脈閉塞時におけるスペックルトラッキング法によるstrain、strain rate解析の結果です。 右側は、心筋の歪みの指標であるstrainとstrain rateの一心周期の変化が示されており、虚血領域と正常領域の波形を比較すると大きな違いが見られます。 また左上図の短軸像では、虚血領域が赤色で正常領域が青色で示されています。



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 Osaka University Graduate School of Medicine, Division of Health Sciences, Medical Ultrasonics. ホーム |  サイトマップ |  お問い合わせ