大阪大学大学院医学系研究科 生体医用物理工学講座 放射線治療生物学研究室

細胞外小胞が放射線感受性に与える影響 (医学科小川先生、玉利先生との共同研究)

細胞外小胞は細胞から放出される脂質二重膜に包まれた生体物質を含んだ小胞で

放出細胞から受け取り細胞の細胞間コミュニケーションに重要な役割をしていることが知られています。

がん細胞に放射線照射をすると、細胞外小胞の産生が亢進し、

受け取り細胞側では放射線抵抗性になるという現象について研究をしています(Cancer Genomics Proteomics. 2024)。