HOME

ABOUT

研究室について

Greeting

ご挨拶

One Day

研究室の一日

News

ニュース

RESEARCH

研究内容

RESULT

研究成果

MEMBER

メンバー紹介

ACCESS

アクセス

ABOUT RESEARCH RESULT MEMBER ACCESS

RESEARCH

研究内容

Research

研究について

私は主に眼科の分野において主に基礎研究を行って現在に至っています。
眼科はマイナーな科と思われがちですが、実は 神経、血管といった非常に大きな研究テーマを包含しており、また、癌の領域でも初めて単離された癌抑制遺伝子は網膜芽細胞腫の遺伝子です。
また、遺伝病もとても多く、大阪大学においては再生医療においても先陣を切っており、非常に守備範囲が広い科です。
保健学科である本教室ではこのような強みを生かし、興味ある研究の範囲を広げていこうと考えておりますが、現在までに行っている研究は以下の通りです。

1. 再生、および発生の研究

●角膜の再生医療について、大阪大学医学部医学科眼科学教室ではiPS細胞を用いた上皮細胞の治療を開始する予定です。基礎的な、あるいは臨床的な研究について参画するのとともに、資格として臨床培養士の資格の取得を目指してもらいます。

●眼というの発生について、器官(眼球)を単位にした発生のメカニズムについて検討を行っています。これもヒトiPS細胞を使った研究です。

2. 神経、特に感覚器神経の病理

●視細胞は光を感じるう特化した細胞で神経の中でも非常にユニークで、疾患も多い細胞です。(失明に直結します)。この視細胞死のメカニズムについて、ゼブラフィッシュをモデルに、遺伝子操作を行うことで研究を行います。このうち、いくつかは製薬のターゲットとして製薬会社と共同研究をしています。

●視細胞に限らず、神経系の分子病理に関係がある研究を行っていきます。

3. 人類遺伝学的研究

●私(辻川)の博士論文は膠様滴状角膜ジストロフィという難治性角膜遺伝病の原因遺伝子の単離でした(Nature Genetics 1999)。以来、モデルマウスを含めこの病気の病態研究、治療研究を行っています。また、同様に疾患原因遺伝子、感受性遺伝子の研究も行っています。