| 対象学年 | 3年生 | 
                  
                    | 科目名 | 成人急性期看護援助論演習 | 
                  
                    | 開講時期 | 3年時春学期~夏学期 | 
                  
                    | 授業概要 | 手術を受ける成人の患者さんに対する看護実践の原則と方法、その実際について学ぶことを目的とした授業です。講義だけでなく、演習を取り入れています。ここでは、手術を受けた直後の患者さんの観察に関する演習を紹介します。看護師役、患者役になり、手術後の看護についての学習を深めます。学習が系統的に進むように、iPadの中に本学の教員が開発に携わった教材をいれて活用しています。また、演習中の様子を撮影して振り返りにも使用しています。 | 
                  
                    | 一押しのポイント | 実際の手術の後に患者さんが装着し得る物品を数多く準備しています(模擬品含む)。点滴、酸素マスク、胃管ドレナージチューブ、硬膜外麻酔チューブ、心電図モニター送信機、ウィンスロー孔ドレーン、膀胱留置カテーテル、弾性ストッキングなどです。またそれらを用いた演習をiPadで撮影し、実践を振り返りながら望ましい看護についてディスカッションするのです。急性期病棟での状況をリアルにイメージし、後期からはじまる病棟実習に備えます。 | 
                  
                    | 学生からのコメント | 実習病棟や患者さんの状態によって手術の後の観察項目が変化することはありますが、演習で観察の順番や手順などについて、根拠を踏まえて考え実施していたことで、実習時にも役立ちました。特に自分の演習の様子を録画し、他の学生の演習の様子を観察することで、客観的にみてどうすれば安全かつ効率よく観察できるのかということも学べました。演習を振り返ると、実際に行うことで得られた学びは大きかったと思います(4年生:Aさん) |