介入試験
寛解導入化学療法により血液学的寛解となった急性骨髄性白血病に対するWT1ぺプチド免疫療法の第I相臨床試験 多施設共同研究終了
目的
寛解導入療法により血液学的寛解となった急性骨髄性白血病症例に対し、各地固め療法前および化学療法完遂後にWT1ペプチド免疫療法を併用することの安全性を評価する。また、副次的に免疫応答を評価する。
主な適格基準
- 2008年度修正WHO分類で急性骨髄性白血病と診断された患者。
- 寛解導入療法にて血液学的寛解(hCRi含む)となった患者。
- 20歳以上。
- HLA-A*02;01あるいは24;02を有している。
- 造血能が回復している(好中球≥1000/μl、血小板≥5万/μl、Hb≥7.0g/dl)。
主要評価項目
化学療法間に実施するWT1ペプチド免疫療法の安全性
副次評価項目
WT1特異的免疫反応
治療薬
WT1-trioワクチン 2.0mgを4か所にわけて皮内注射する。
治療スケジュール
各化学療法後に血球回復した際に1週間間隔で2回投与する。
全化学療法終了後は月1回で2年まで継続投与可能とする。
試験状態
2018年12月末にてエントリー終了しました、現在結果の解析中です。