大阪大学現代GPプロジェクト
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高校生のみなさまへ はじめに

 高校生のみなさま、こんにちは。

 少子化といわれる時代の中で、いじめや引きこもり、虐待や自殺など子どもにとって生きにくい状況があります。大阪大学 現代GPプロジェクトでは、こうした社会的なニーズに応えるための試みとして、親と子どものこころの理解と適切な支援ができる人材育成教育に取り組んでいます。

 こころへの対応は近年欧米で発展してきましたが、我が国ではまだ歴史が浅く、保健・医療・教育・福祉分野の専門分野に十分に浸透していません。
 本プロジェクトではこころへの対応の基本的な力を習得することを目指します。
各々のプログラムは、様々な親子や子どもたちなどと共同で教育に取り組むことに特徴があります。実際のふれあいや関わりなど体験や実践を大切にしていきます。

 今回の看護の対象は「こころの発達に課題を持つ子ども」、「育児に困難を感じている親」ですが、プロジェクト全体の学びを通して、多様な健康状態にあるすべての年齢の人々を援助する力を高めることができます。あらゆる健康レベル、あらゆる年齢の人々が看護の対象なのです。

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