この度、がん看護専門看護師認定審査に合格いたしました。平成26年度に本学CNSコースを修了した後も、先生方や修了生の方々から定期的にスーパーバイズを受ける機会や、県内のCNS事例検討会にも参加する機会をいただいてきました。また、臨床では困難事例に対して、CNSの思考で看護実践ができるよう努力して参りました。このようなプロセスで培った経験が資格取得に活かされたと感じています。今後もがん患者のQOLの維持向上に貢献できるよう、CNSの役割を果たして参りたいと思います。

大学院で学んだ知識や技術を活かして日々実践しています。急性期病院に勤めており、短い入院期間で患者さんやご家族と関わるため、信頼関係を構築できるような態度を心がけています。専門看護師は資格を取得することがゴールではありません。大学院での学びを臨床現場にどれだけ還元できるか、患者さんのQOLをいかに向上できるか、患者さんやご家族にどう寄り添えるか、医者や看護師、薬剤師、臨床心理士などの医療従事者といかに連携していくか。様々な課題を抱えながら日々患者さんと向き合っています。これからも自分自身が成長・発展できるよう自己研鑽して参ります。