周手術期管理学研究室

周手術期管理学教室は、外科手術介入を行う際の術前術後管理、さらには遠隔期フォローアップに関し、その発展を目標とした研究を行う研究室です。

術前状態把握から始まり術後リハビリテーションまでを一本の道と捉えると、患者さんがその道の上を順調に歩んでいくことでQOL向上が可能です。この”あゆみ”を手助けするのが我々の役目です。
その中で、今後は多職種チームでのアプローチがさらに重要になります。チームのなかの職業の垣根を外し、いろいろな視点からチームをコーディネートできる人材育成を目標とし、 様々な研究テーマを考えていきます。

新たな取り組みでは、周手術期管理にAIなどを積極的に導入し、医療機器操作を含めた新たな管理学を作ろうと考えています。

周手術期医療に興味を持つ皆さん、ぜひ研究室をのぞいてみてください

  • 教授 上野高義

研究活動紹介

当研究室のテーマ

手術前後の管理に対する研究(特に心臓血管外科の術前術後管理は得意分野です)
令和4年度より博士後期課程に臨床工学技士指導者育成コースを開設しました

現在の研究テーマ
博士前期課程:術前・術中指標をもとにした人工心肺使用下心臓外科手術後のせん妄発生を予測する機械学習モデルの開発 総合機能評価に基づく心臓血管外科術後高齢者の社会復帰状況の調査検討

博士後期課程:心臓血管外科術後長期挿管における新たな周術期危険因子の検討

※研究参加にオプトアウトのご希望がある場合には、上野(uenotm@sahs.med.osaka-u.ac.jp)までご連絡ください
特別研究(学部生ゼミ)のテーマ

大阪大学医学部保健学科大学院医学系研究科 保健学専攻