大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
看護学専攻/総合ヘルスプロモーション科学講座
地域ヘルスケアシステム科学研究室 Health Care System Science, Osaka University Graduate School of Medicine, Division of Halth Sciences

教育

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教育について

自らが興味・関心のある専門分野を見つけ出し、関連する知識を幅広く修得し、探求力を深め、仲間とともに高めあう環境づくりを目指しています。
メンバーひとりひとりがオリジナルのテーマをもって活動をしており、ゼミ等で交流を深めることにより、様々な分野のトレンドや研究手法の見識を深めることができます。

特徴的な取り組み

学部教育

授業では、療養者やご家族、訪問看護師などによる多彩な講義を通じ、学びを深めます。実習は、訪問看護ステーションなどで行います。まず、周辺の地域の特徴と療養者の生活に関する情報を集め、それらの関連について理解を深めます。そして、看護師、医師、ケアマネなど多職種による実践、連携会議などに参加することで在宅看護の役割・機能を追求します。

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大学院教育

文献レビュー、論文クリティーク、研究発表を、それぞれ1~2回/年ゼミにおいて発表・質疑応答することで、研究力、プレゼンテーション力、ディベート能力を高めます。
大阪大学附属生命科学図書館は、蔵書数が非常に多く、司書さんが丁寧に論文検索の相談に乗ってくれます。整った環境の中で論文検索力を高めましょう。

論文コース

  • 文献レビュー

    研究テーマに関連する過去の研究を収集、統合し、ナラティブレビュー、スコーピングレビュー、システマティックレビューなどの手法を用いて、最新の既存の知識体系の概観をまとめ、今後どのような知見を蓄積する必要があるかを検討することで、研究を発展させる力を養います。

  • 論文クリティーク

    研究テーマに関連する特定の研究で示された結果について、バイアスを捉え、正確に解釈し、研究の限界やさらなる研究の必要性を明らかにすることで、論文を読む力と書く力を養います。

  • 研究発表

    研究の経過を背景目的方法結果考察結論に沿って指定時間内に発表し、質疑応答を行うことで、簡潔にわかりやすく研究を説明する力と議論する力を養います。

保健師コース

  • 看護学を土台とし、大学院において研究力と実践力を兼ね備えた保健師を育成しています。
    論文コース+保健師コースの単位取得のため、とても充実した内容の濃い2年間となります。

    詳しくはこちら

キャリアビジョン

専門学校や短期大学出身であっても、1年以上の実践経験があれば大学院への進学にチャレンジすることができます。保健師コースの受験には看護師の免許を有していることが条件となりますが、論文コースの受験には免許・資格の取得は必要ありません。
学部からストレートで大学院進学すべきか、実践経験を積んで大学院進学すべきか悩まれる方は多いと思います。どちらが先でもメリットとデメリットがあり、自分が進学したいと思うタイミングが最も適した進学の時期なのだと思います。

論文コース修了後は、医療機関、一般企業、研究所、大学教員など進路は様々です。大学院での教育・研究を通じて多くの人に出会い、様々な経験を積むことにより、将来のキャリアを少しずつ明確にするとよいと思います。10年後、20年後にどんな人生を歩んでいたいのか、一緒に考えてみませんか。

保健師コース修了後は、都道府県や市町村の行政機関、産業保健、学校保健、地域包括支援センター、地域保健分野保健師として活躍する方、論文コース同様に医療機関、一般企業などで活躍する方など進路は様々です。取得免許が増えるため、活躍の幅も広がります。

求める人材像

医学系研究科
保健学専攻の教育目標および各ポリシー

大阪大学および医学系研究科保健学専攻の教育目標のもと、看護学・保健学の発展に寄与し、現代医療のニーズに応えられる高度な医療技術と知識を持ち、サイエンスの進歩に適応できる柔軟な思考力と高度で幅広い知識や実行力を備えた、研究・教育・実践を深めることのできる保健医療者を育成します。