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国際交流活動

最近の国際交流活動報告

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2023年度

延世大学医学部内科 Park教授による特別講義開催
2024年3月18日

延世大学医学部内科 Sungha Park教授による特別講義「The status of resistant hypertension in Korea」が開催されました。Park教授にはCAMPUS ASIA交流プログラムの一環として今回の保健学科への訪問中に、本特別講演を行って頂きました。最もありふれた生活習慣病である高血圧ですが、3種類以上の薬剤を使用しても十分にコントロールできない治療抵抗性高血圧の頻度、要因、その対策について、科学的エビデンスに基づき明解に解説をして頂き、非常に興味深い内容でした。質疑応答でも教員、大学院生から複数質問があり、非常に活発な討論がなされ、充実した内容の特別講義となりました。

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  • 前列左から2人目:Prof. Sungha Park

The 13th Hong Kong Nursing Forumに参加してきました
2024年3月5日

EAFONS2024(27th East Asian Forum of Nursing Scholors)の開催に合わせて、その前日に開催された、13th Hong Kong Nursing ForumにCo-organaisersの一員として、教員2名と院生7名が参加してきました。本学の提携校である香港大学が主催、17か国45大学のCo-organaisersで構成される国際共同フォーラムとなり、今回のテーマは「看護師がプラネタリーヘルスに与える影響」でした。人の健康は気候変動を含む環境問題、生態系や自然などの様々な問題と相互作用関係にあり、プラネタリーヘルスは文明化された人の健康と地球環境の密接な状態の関係に注目することを通して、健康、福祉の増進と公平な社会を目指すものです。シンポジウム中心の構成でしたが、eポスターセッションにて複数の大学院生が研究発表し意見交換を行いました。

  • 香港大学のフォーラム会場にて

  • 開会式

4人の院生によるポスタープレゼンテーション

  • 香港大の学生と交流

  • フォーラム記念パネルの前で

特別講義「若者よ、海外を目指そう!」を開催しました
2024年2月15日

Dr. Kwok Kei Mak (名古屋大学糖鎖生命コア研究所・特任准教授)に、「Advice for young researchers on studying and working abroad」のテーマでご講演いただきました。Mak先生はこれまでに英国、香港、米国、台湾、韓国で生活され、統計家として大学で研究・教育に従事されています。自身の海外生活・海外留学の経験を基に、特にこれから海外で活躍する可能性のある若手研究者に対し、「chase your dream」をキーワードに海外留学を成功するための秘訣、留意点についてご指導いただきました。

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IHDi Twin Research Seminar Serise を開催しました
2024年1月26日

昨年度に引き続き、Karri Silventoinen先生(ヘルシンキ大学・センター招へい教授)に、IHDi Twin Research Seminarにてご講演いただきました。今回は、Silventoinen先生が進めているCODATwinsプロジェクト(Collaborative Project of Development of Anthropometrical Measures in Twins)で実施された、ヒトの身体形成とその遺伝的要因に関しお話しいただきました(演題:Pleiotropy in body morphology and functioning in the light of twin Research)。医学系研究科附属ツインリサーチセンターではSilventoinen先生と約10年にわたり共同研究を展開しており、ジョイントラボを設置しております。今回の滞在中も、この国際研究教育交流基盤にて、Silventoinen先生には本学の学生に双生児研究の解析方法や研究についてご指導いただきました。

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CAMPUS Asia Programより 韓国・延世大学校の学生来校
2024年1月23日

CAMPUS Asia Programの一環として、大阪大学での短期研修に参加している延世大学校(韓国)の学部生15名が、保健学を訪れました。神出学科長からのご挨拶の後、Community Healthの分野に関する講義を2つ受講されました。
各講義後には、多くの学生から質問が寄せられ、両国の健康保険制度や高齢化の現状、問題点を深く学ぶ機会となりました。

10:00 Welcome Remarks
10:10 樺山教授講義
「大阪大学および保健学科の紹介」
「Prevention of Long Term Care in Japan」
10:50 神出教授講義
「Current Situation of Aging Society in Japan; Importance of Healthy Aging and Successful Assisted Living」
11:50 写真撮影
Farewell Remarks

UCバークレー校教授による特別講義開催
2024年1月9日

米国カリフォルニア大学バークレー校公衆衛生学部Winston Tseng 教授による特別講義「Community Perceptions about Advance Directives and Behavioral Health in California」が開催されました。人生最終段階の決定(advance directive)についての最新の調査研究結果を紹介され、人種差や文化の違いによる考え方の相違など大変興味深い内容をご講演頂きました。質疑応答でも大学院生から複数質問があり、非常に活発な討論がなされ、充実した内容でした。

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Andalas大学医学部と大阪大学医学系研究科・医学部との協定調印式を開催
2023年10月24日

保健学科では、10月24日Andalas大学医学部と大阪大学医学系研究科・医学部の協定書の調印式を行い 在阪インドネシア共和国領事やAndalas大学医学部長を含む15名以上の参加者にご出席いただきました。また調印式後は学術交流プログラム(10月24日~26日)を開催し、特別講義や助産院の訪問などを行いました。今回の対面式イベントは、両校の協力関係を深める素晴らしい機会となりました。保健学科は今後も両校のさらなる学術交流を推進してまいります。

  • (左から6人目)樺山国際交流センター長、(左から8人目)渡邊教授、(左から10人目)神出学科長、(右から6人目)Afriwardiアンダラス大医学部長

在阪インドネシア領事館のLaksmana領事のご列席の下、阪大医学部保健学科とアンダラス大医学部との部局間協定が締結されました

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Afriwardi医学部長より、記念盾を拝受しました

ブルネイ・ダルサラーム大学ご来訪
2023年10月5日

大阪大学ASEANキャンパスに参画するブルネイ・ダルサラーム大学(UBD)より、Hazri bin Haji Kifle学長・Abby Tan副学長が保健学科に来訪されました。UBDではAI研究を推進しており、当学科で実施している医用画像を用いたAI研究に関し議論しました。当学科で実施しているASEANキャンパス・OUICPでの学生交流についても議論され、今後の共同研究・及び学生交流実施に向けた盛んな議論が展開されました。

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医用画像を用いたAI研究の紹介、ディスカッション

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    左より、Angkawidjaja特任講師、波山特任教授、住村教授、Abby Tan副学長、Hazri bin Haji Kifle学長、神出学科長、Hajah Normah Jamil 連携教授、樺山教授、坂田准教授

海外研修レポート:台湾・慈済科技大学夏季プログラム2023
“Transcultural Humanities Summer Camp 2023”
2023年8月7日~8月16日

毎年人気の高い、慈済科技大学主催のサマーキャンプに、今年も4名の学部生(2年生:1名、4年生:3名)が参加しました。
プログラムはすべて、各大学から構成されるグループ単位で行われ、アジア各国の大学生と英語でコミュニケーションをとりながら進められました。SDGsや災害支援に関する授業、慈済病院訪問、ベジタリアンフードの調理、先住民学習など多彩なプログラムに取り組みました。

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~研修生お勧めのプログラムをご紹介~

Plantarium訪問

ベジタリアンフードの研修を通して、それが地球に与える影響を学んだ。大学や寮で提供される朝・昼食はすべてベジタリアンメニューで、現地の食材や味付けに慣れるのに時間がかかったが、野菜中心の食事が気候変動による環境問題対策につながることを知り、普段の食事を見直す機会となった。

タレントショー

グループごとにテーマを相談し、短期間で練習・発表をする過程で、英語でのコミュニケーション力が上がり、また友人との絆を深めることができた。

慈済病院見学

病院見学をきっかけに、タイのグループメンバーと互いの国の医療や看護について有意義な意見交換ができた。
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    有機栽培の茶畑にて収穫体験

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    卵不使用のプリン作り

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    タレントショーでのダンス

海外研修レポート:タイ・マヒドン大学夏季プログラム2023
“Study Visit for Nursing Students”
2023年7月31日~8月11日

昨年部局間協定を締結した、タイ・マヒドン大学看護学部が主催する短期研修に、初めて保健学科の学生(4年生2名)が参加しました。英語での授業や実習、研修生同士のコミュニケーションを通じて毎日たくさんの知識を吸収し、大変貴重な経験となりました。マヒドン大学の先生方に加え、大学生バディの皆さんには、空港でのお迎えから日々のフォロー、休日の観光案内まで、大変お世話になりました。

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マヒドン大学はキャンパスも病院も驚くほど広く、設備もとても充実していました。
‘Sim Lab Activities’の授業では、模型を使用して、採血・静脈注射・けがの処置の実習を経験しました。阪大の授業では実践はなかったため新鮮で、他の研修生と意見交換しながら楽しく取り組めました。
病院訪問では、救急病棟や小児外科、小児外来を見学しました。救急医療の病床やスタッフ不足の現状と共に、各病棟の特徴や力を注いでいる点について知ることができました。

‘Chakri Naruebodindra Medical Institute’では、実際に臨床の場でどのような看護が実施されているのか、直接見ることができました。先生方も質問に丁寧に答えて下さり、タイと日本の医療の違いやタイ特有の看護について学ぶことができました。
院内のコンビニを観察していると、おむつの種類が日本より少なく、また保険の対象ではないとバディから説明があり、タイの介護サービスについても興味がわきました。
最終日前日に開催された‘Cultural Night Party’では、大学ごとに自国の文化を紹介しました。私たちは「折り鶴」を皆さんに体験頂き、大いに盛り上がりました!

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    Museum Siam見学

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    阪大紹介

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    Salayaキャンパス

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採血・けがの処置の実習

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    週末はバディたちとワットアルンへ

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    Farewell Ceremonyにて学科長より記念のロゴショールと修了証を授与

Universiti Sains Malaysia (USM) からAbdul Rahman Mohamed学長が来訪されました
2023年8月2日

本学保健学科ではASEAN各国との連携を強化しており、高齢化社会やそれに付随する様々な地域の課題解決、及び高度グローバル人材の育成の為に、ASEANキャンパス事業の一環として、Osaka University International Certificate Program (OUICP, 医学物理及び医用画像技術の最先端)を実施しています。

このOUICPの実施にあたり、大学間連携をより緊密にする為、USMより学長であるProf. Dato’ Ir. Dr. Abdul Rahman Mohamedの他、Prof. Dr. Lee Keat Teong、Prof. Dr. Zainovia Lockman、Mr. Ahmad Farez Ahmad Fizri、Mr. Muhammad Syukri Sa’adonの5名が来訪されました。

本学科からは、神出計学科長、樺山舞国際交流センター委員長、西尾禎治教授、坂田洞察准教授が出席し、既存のOUICP取組に関してだけでなく、マレーシアにおける健康の諸問題と課題、そしてそれらの課題に対し本学保健学科とUSMがどのように取り組み、そして解決へと導くか盛んな議論が行われました。

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    神出学科長よりご挨拶

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    ラーマン学長 (右)

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    坂田准教授によるプレゼン

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    (前列左より)Prof. Lee Keat Teong, Prof. Zainovia Lockman, Prof. Dato' Ir. Dr. Abdul Rahman Mohamed, 神出学科長、住村教授
    (後列左より)Mr Muhammad Syukri Sa’adon, Mr Ahmad Farez Ahmad Fizri, 樺山教授、坂田准教授、西尾教授

サマープログラム2023(老年看護学教室主催)、4年ぶりの実地開催!
2023年7月10日~7月21日

コロナ禍により1度の中止と2度のオンライン開催を経て、4年ぶりの実地研修となった。
アジアの提携校を主として7大学より32名の学生が参加した。プログラムは、日本の超高齢化社会の現状や介護保険制度の説明に始まり、老年看護に関する最先端のテクノロジーの紹介、企業(ATC、パラマウントベッド、RICHO)や病院・ケアホーム・地域包括支援センターへの訪問、そしてゲームを介した終末ケアのグループワークなど、多岐にわたった。
研修生4~5名のグループに教室院生1~2名がアシスタントとして参加し、引率や通訳業務を務めた。業務を通じて語学力を高めるとともに、自身の研究テーマに関する知識を深める良い経験となった。また、「たこ焼きパーティー」や日々の会話を通じて、互いの文化や違いも学び、大変意義深い2週間となった。

プログラムタイムテーブルおよび写真はこちら

研修生の声

高齢者の皆さんと一緒に「百歳体操」を体験しました。台湾にも民族舞踊に似た「百歳体操」はあるが、日本の方が負荷が大きく、若い私たちよりも元気な皆さんにビックリ!

日本は高齢者の「食」をとても大切にしていると思う。歯に問題がある人には段階的な固さで調整するだけでなく、食べ物の色や香り、味を再現し保持する努力には感心した。

医療用ベッドのテクノロジーにはため息がでた!ドラマの中だけの世界だと思っていた様々な機能(体重の測定、バイタルサインや睡眠のモニタリング、褥瘡の予防機能など)をリアル体験できた。補助入浴装置は最も印象的で、介護の大幅な負担減となるだろう。

アジアでは口にすることがタブー視されている「死」について、カードゲームを介して考察した。「自身が終末期で大事にしたいこと」はグループ内で見事に意見が分かれ、興味深かった。家族間でも終末期の希望を共有し、ケアに役立てたい。

学習グループは大学を横断して構成されていたため、他の国との制度や考え方の違いを容易に比較し、知識を深めることができた。また各グループを担当してくれた阪大のアシスタントはとても親切で、慣れない英語で講義内外を問わず、一生懸命寄り添ってくれたことが嬉しかった。

阪大アシスタントの声

英語が不安で緊張していましたが、ジェスチャーもまじえ「分かりやすく伝えよう!」「少しでも聞き取ろう!」という気持ちで続けているうちに、コミュニケーションが楽しくなってきました。通訳がうまくできず落ち込むこともありましたが、今後の学習の大きなモチベーションとなりました。

流しそうめんや回転ずし、たこ焼きづくりなど、SNSでしか見たことのなかった日本文化を実際に体験してもらい、とても喜んでもらえました。対面での交流の醍醐味ですね。

様々な施設や企業への訪問、多様なテーマの講義を通じて、新しいアイデアや技術を学び、自身の研究に取り入れることができました。また、同じ看護を勉強する研修生から刺激を受けたり、異なる視点から問題を考える力を養うことができました。

サマプロでの活動や交流は、自分自身を見つめなおす機会となりました。異なる環境で挑戦を重ねることで、自分の成長と弱点を感じることができました。サマプロを終え、自身の目標に向かってさらに努力しようという気持ちが高まっています。

マヒドン大学より院生の研究訪問
2023年7月6日~7月7日

 部局間協定校であるタイのRamathibodi School of Nursing, Faculty of Medicine Ramathibodi Hospital, Mahidol Universityから、“Community Nurse Practitioner Practicum RACN510”の修士課程コースの一環として、世界一長寿国である日本の地域看護やケアを学ぶことを目的として、2023年7月6日~7日の2日間、Wanna Sanongdej助教および4名の修士課程の大学院生の4名が保健学専攻を訪問されました。

 初日は、保健学専攻国際交流センター長である樺山教授によるレクチャー ”Introduction of Japanese long-term care system”ののち、大阪府豊能郡能勢町に向けて出発しました。ここでは、能勢町保健福祉センターを訪問したのち、野間中公民館で行われていた「いきいき百歳体操」を見学、一緒に参加させていただきました。体操終了後は、高齢者の皆さまへのインタビューなど、交流会を行いました。ご調整、同行をくださった、能勢町保健福祉センター畑中保健師様、ありがとうございました。

 夕食は、神出学科長に大阪名物お好み焼きをご馳走いただきました。

 2日目には、大阪大学老年内科ご出身の松川直道先生が社会福祉法人理事長として運営されている、岸和田市にある社会福祉法人寺田萬寿会を訪問させていただきました。寺田萬寿病院他、まんじゅ岸和田、まんじゅ貝塚および特別養護老人ホーム萬寿園をご案内いただきました。スタッフおよび利用者の皆様に大変温かく受け入れていただき、日本の高齢者ケアや介護を学びました。グループホームでのイベントで、七夕祭りの短冊に願い事も記入してきました。病院の料理長による豪華なスペシャルメニュー食も美味しくいただきました。途中で、岸和田城や岸和田だんじり会館の見学の機会もいただき、地域に古くから伝わる祭りなど、日本の文化に触れる機会となり、皆さん楽しまれていました。終日、お忙しい中を丁寧に対応くださったスタッフの皆様に心から御礼申し上げます。

 2日間の経験が、少しでもタイの皆さんの学びに貢献できていればうれしいです。また協定校等との双方の訪問がこれからも活発化していくことを願っています。

研修スケジュールはこちら

7月6日

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    前列左より:
    木戸助教授、樺山教授、Wanna Sanongdej助教授
    後列左より:
    保健学科学部生、マヒドン大学看護学部院生4名

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    樺山教授によるレクチャー”Introduction of Japanese long-term care system”

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能勢町野間中公民館にて いきいき百歳体操に参加

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    能勢町野間の大けやき(国指定天然記念物)の前で(アオバズクを発見!)

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    学科長の神出先生に大阪名物お好み焼きをごちそうしていただきました。

7月7日

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    寺田萬寿病院にて松川理事長、江上看護部長と

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    寺田萬寿病院 リハビリ室の見学

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    グループホームまんじゅ貝塚見学にて

海外研修レポート:香港大学夏季プログラム2023 
“Working towards SDG 3: Promoting Health & Well-being in the Community”
2023年7月3日~7月14日

香港大学看護学部主催の短期研修が開催され、パンデミックを経て4年ぶりに学生1名(博士課程)を派遣しました。日本人は一人という環境の中、英語力やプレゼン技術を鍛えられ、また香港大の先生方や院生の方と、自身の研究テーマについてディスカッションをする機会も得ることができ、大変有意義な2週間を過ごされました。

以下、良かったプログラムTop5(学生選)と写真をご紹介します。

研修プログラムはこちら
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    日本の医療制度についてのプレゼンテーション

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    修了証の授与

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    母国の民族衣装で出席したランチョン

山川准教授が慈済科技大学(台湾)シンポジウムにて講演
2023年7月1日

本学科の提携校である慈済科技大学(台湾)にて、’International Symposium on Healthcare’が開催されました。本学科との部局間協定10周年の節目となる今年、山川准教授が招待され、睡眠モニタリングに関する講演 ‘Usability of Sleep Monitoring Device for Social Implementation’ を行いました。

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(英)ブリストル大学より研究者来校
2023年6月19日~6月24日

ブリストル大学と大阪大学が実施している共同研究に基づき、採択された日英共同研究費:International Exchanges 2022 Cost Share (JSPS and NSTC)を使用し , “Innovation of targeted alpha-particle therapy - Interdisciplinary study between radiation physics, chemistry, and biology on DNA damage” の研究を実施する為、英国ブリストル大学からProf. Jaap Velthuis, Dr. Anna Chambers, Dr. Chiara De Sioと学生1名が来日した。

本滞在では、アルファ線内照射治療に関するシミュレーションの研究の推進を図る為、本学医学系研究科の加藤弘樹先生・渡部直史先生とディスカッションを行った。他にも過去にホウ素中性子捕捉療法(BNCT)を実施していた京都大学の原子炉にて、BNCTのシミュレーションに関するディスカッションを行った。また、医学系研究科博士前期課程の講義「高度放射線治療」の授業の一環として、Prof. Jaap VelthuisとDr. Anna Chambersにそれぞれセミナーを行ってもらった。

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    右から:坂田准教授、Professor Jaap Velthuis, Dr. Chiara De Sio, Dr. Anna Chambers

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セミナー風景

がんサバイバーシップケアの研究に関する国際交流(急性期・緩和ケア学研究室)
2023年6月6日

台湾よりNational Cheng Kung University看護学部教授のSu-Ying Fang先生が来訪され、急性期・緩和ケア学研究室のメンバーと意見交換を行いました。Fang先生は治療終了後の乳がん体験者の方に向けたWebによるがんサバイバーシップケアプログラムを開発されており、プログラムの開発や介入研究の実際を交えて研究の詳しいお話を伺うことができました。当研究室からも関連する研究の紹介を行い、意見交換を通じて今後の研究に向けた貴重な示唆を得ることができました。

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    和やかな交流を経て
    研究室メンバーと笑顔の撮影

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    意見交換終了後の記念撮影

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    (左より)荒尾教授、Su-Ying Fang教授

マヒドン大学とPartnership Ceremony & Meeting開催
2023年4月19日~20日

マヒドン大学ラマティボディ看護学部(タイ)の教員8名が、2022年4月に保健学科と部局間協定を締結後初めて来校されました。初日の来校記念セレモニーには阪大教職員14名が同席し交流を深め、午後の会議では研究活動の紹介やダブルディグリープログラムについての打ち合わせが行われました。2日目には、大阪大学附属病院看護部を訪問・見学し、看護部ご協力により、看護管理を中心とした丁寧な紹介を頂きました。活発な質疑応答や意見交換が行われ充実した時間となりました。また岸本記念医学資料館を訪問されました。

4月19日:Ceremony & Academic Meetings

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    神出学科長よりご挨拶

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    マヒドン大学ラマティボディ看護学部代表
    Dr Jumpeeより大学紹介

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    記念品の授受

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    樺山保健学国際交流センター長、岩崎附属病院看護部長、神出保健学学科長

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両大学より学術発表が行われました

4月20日:阪大附属病院訪問

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    阪大病院前

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    阪大病院看護部紹介 

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    病院内見学

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    病院スタッフと

慈済科技大学来校に伴い、学術交流会議を開催
2023年4月7日

4月7日、慈済科技大学(台湾)より学長および部局長他、計7名が来校されました。慈済科技大学看護学部とは2013年に部局間協定を締結以来、共同研究や学生派遣を通して活発な交流が行われています。この度は、両校のさらなる発展と充実を図るため、セレモニーが開催され、両校の近況紹介や研究発表が行われました。

慈済科技大学からは、鴻海精密工業との在宅医療サービスの検査キットの共同開発を含む、ICTに関する研究が紹介され、また本校とのダブルディグリープログラムの設立にも大きな関心を示されました。

本校からは、「地域包括ケアや多職種が連携して進めるテクノロジーについて」(竹屋教授)、そして「地域の高齢者への睡眠研究について」(山川准教授)の発表が行われました。

両校の研究活動や研究情勢などについて、活発な意見交換が行われ、とても有意義な会議となりました。

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    (前列左より)
    保健学国際交流センター委員長 樺山教授、保健学老年看護学教室 竹屋教授、保健学学科長 神出教授、慈済科技大学学長 羅文瑞教授、慈済科技大学 蔡宗宏教授
    (後列左より)
    保健学老年看護学教室 山川准教授、慈済科技大学 宋惠娟准教授、張紀萍准教授、洪茂欽准教授、鈴木石松教授(通訳)

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    羅文瑞学長より記念品を受け取る神出学科長

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    神出学科長より記念証書を贈呈

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    竹屋教授より、大学マスコット「ワニ博士」のぬいぐるみを贈呈