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2024年度

看護学専攻

赤木 優也Yuya Akagi

出身大学 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
担当科目 地域・在宅看護学実習、地域統計実践科学など
好きなもの・趣味 卓球・ゴルフ、お酒(適量)

担当科目の概要

学部の在宅看護学実習では、訪問看護ステーションでの実習を通して、自宅で医療ケアを受ける患者さんやご家族に対し、どのようなサービスが展開されているか、看護師がどのような役割を持っているかといった在宅医療提供システムについて学びます。
大学院保健師コースの地域統計実践科学では、公衆衛生看護において必須となる統計学や疫学の基礎、活用方法について、地域の保健統計データを分析、解釈する実践を通して基礎力を養います。

皆様への一言

学部から博士まで過ごした慣れ親しんだ大阪大学で、教員として研究・教育が行えることを嬉しく思っております。これまでの病院や地域、企業や大学での職務経験を活かし、医療介護に関する社会課題解決に貢献する研究や、将来日本を牽引する人材の育成に励みたいと考えております。

在学生への一言

大阪大学は看護だけでなく様々な分野の学問を学ぶことができる環境が整っています。様々な分野の知見に触れることで卒業後の人生の幅が大きく広がるはずです。有意義な学生生活を過ごせるよう一緒に学んでいきましょう。

市川 久美子Kumiko Ichikawa

出身大学
  • 北里大学
  • 兵庫県立大学大学院看護学研究科
担当科目 精神看護援助論、精神看護学実習、高度実践看護学特論 など
好きなもの・趣味 生き物の飼育、ハイキュー!!

担当科目の概要

日本や世界の社会的諸問題とメンタルヘルス問題は密接に関連しています。また、精神科領域のみならず、いかなる領域においても、メンタルヘルス問題を抱える人に出会います。
精神保健看護学が担当する科目では、精神症状を的確にとらえ、精神症状とセルフケアの関連をアセスメントした上で、 専門的技術に基づいた援助方法を学ぶことができます。

皆様への一言

私は病院臨床で長らく精神看護専門看護師として働いてきました。臨床と教育・研究を贅沢に行き来できる環境で、得たものを未来の看護職に還元できたらと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

在学生への一言

精神看護学は見えないもの、形がないものではありません。一緒に働く他職種の方々に自分たちは何を考えてケアしているのか、言語化できるよう学術的に学んでいきましょう。学生のみなさんが何に関心をもち、極めていくのか、とても楽しみにしています。

大村 優華Yuka Omura

出身大学 大阪大学医学部保健学科看護学専攻/
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
担当科目 基礎看護技術、基礎看護技術演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、基礎看護学実習 など
好きなもの・趣味 練り物、デコポン・柿、ハイキング

担当科目の概要

私が担当するのは看護学専攻の2年生が学ぶ基礎看護学に関する科目です。講義・演習・実習を通して、ベッドメーキング、バイタルサイン測定、注射など看護の基盤となる基礎看護技術について学びます。基礎看護学は看護職への入り口ですので、学生の皆さんに看護の楽しさや奥深さが伝わるような授業を心掛けています。

皆様への一言

はじめまして、今年度より着任しました大村優華と申します。母校である大阪大学で教育に携わることができ大変嬉しく思っております。これまでの臨床経験や研究をもとに、根拠に基づく看護実践と対象者に寄り添い考えることができる看護職の育成を目指してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

在学生への一言

私もみなさんと同じく阪大で学びました。阪大にはみなさんの好奇心を駆り立てる多彩な授業、魅力的な研究を行っている先生方、そして同じ志を持った仲間がたくさんいます。ぜひ、抱いた疑問をまわりの誰かに話してみてください。きっと楽しい時間になると思います!

寺澤 瑛利子Eriko Terasawa

出身大学 筑波大学大学院 看護科学専攻
担当科目 母性看護援助論、母性看護学実習、助産学実習 など
好きなもの・趣味 ゴルフ、ゲーム・アニメ

担当科目の概要

少子化の中、母性看護や助産師の役割はより深く、そして高い専門性が求められています。分娩の一時的なケアだけではなく、妊娠前から出産後の育児期まで、長期的でかつ女性のライフステージに考慮した支援が必要です。一緒に女性の健康、ウィメンズヘルスについて学んでいきましょう。

皆様への一言

総合周産期医療センターや助産院で、助産師として従事してきました。また、月経随伴症状の可視化、周産期メンタルヘルスについて研究を行っています。
これらの経験や研究を通して、看護、ウィメンズヘルスの発展に貢献できるよう精一杯努めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

在学生への一言

講義や実習を通して、学生のみなさんだからこそ気づく視点や疑問がでてきます。その視点や疑問はいつでも気軽に教えてください。疑問を解決するために、そしてより看護を深めることができるように、皆さんと一緒に考え、学んでいきたいです。

放射線技術科学専攻

高橋 豊Yutaka Takahashi

出身大学 大阪大学大学院 医学系研究科
担当科目 放射線腫瘍学、放射線生物学、放射線検査概論、医療科学概論
放射線治療、放射線生物学系の大学院科目
好きなもの・趣味 好きな食べ物:こってり系ラーメン
苦手な食べ物:ピーマン
趣味:占い、カフェ巡り、日本酒

担当科目の概要

がんの放射線治療に関する科目を担当しています。「放射線を照射する」と言えば「怖い、危ない」といったイメージを持たれるかもしれませんが、技術の進歩により、がんだけに集中して照射ができるようになりました。
また、放射線と相性の良い薬剤と組み合わせることで、治療成績は改善しています。これは、放射線治療技術と、放射線生物学の進歩の賜物です。臨床的な視点も交え、これらについて講義します。また、さらなる治療成績向上を目指し、私たちは日々研究を続けています。これらについても講義の中で紹介しますので、興味を持たれたらお声かけください。

皆様への一言

私は、大学院修了後、放射線治療の現場での実務、米国での研究者生活、行政機関での仕事など、様々な世界を経験をしてきました。振り返ればどれもとても刺激的な毎日でした。
保健学科に入学した学生さんが、居心地よく学生生活を過ごせ、将来刺激的な日々を過ごせるように支援したいと思います。

在学生への一言

保健学科では、診療放射線技師や医学物理士になるために様々なカリキュラムが用意されています。
また、最先端の研究を行う機会もあり、学会発表や、英文の国際医学雑誌に自分の名前を残すことができるのも特徴です。
私が学生時代に経験したように、将来保健学科を卒業してよかったと思える日が来るように皆さんを導きたいと思っています。