医学系研究科保健学専攻・医学部保健学科は、大阪大学の理念である「地域に生き世界に伸びる」を実践する為、国際共同研究、教員・学生の学術交流を行っています。
現在、イギリス・ドイツ・フィンランド・ハンガリー・アメリカ・韓国・中国・香港・台湾・タイ・インドネシア・マレーシアの12か国と部局間の学術協定を結び、学術交流を行っています。
研究プロジェクトとしては、急速に高齢化が進む東アジアにおける認知症の患者行動心理症状の有病率の国際共同研究を開始しました。梨花女子大学(韓国)・チェンマイ大学(タイ)・慈濟大學(台湾)・南方医科大学(中国)が参加しています。また、東アジアから保健学専攻へ、研究や留学で滞在する教員や学生、海外からの視察も増えてきています。
2016年より、高齢者ケアをテーマにした2週間のサマースクールを7月または8月に開催しています。協定校の学生約20名を受け入れ、近年は社会福祉施設との共催事業として、府内の病院・デイサービスセンター・地域包括支援センター・図書館等の協力を得、講義および施設見学を行っています。また、茶道や着付けの体験を通して、日本文化に触れて頂いています。
国名 | 協定校名 | 締結年月 |
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ヨーロッパ |
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イギリス | イーストアングリア大学保健学部 | 2019.3 |
フィンランド | オウル大学医学部看護保健管理学科 | 2017.8 |
ハンガリー | センメルヴェイス大学健康科学部 | 2020.3 |
ドイツ | ブレーメン大学人間健康科学部 | 2024.10 |
北米 |
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アメリカ | シティ・オブ・ホープ国立医療センター ベックマン研究所 | 2020.5 |
アジア |
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韓国 | 梨花女子大学看護学部 | 2017.11 |
大邱・慶北科学技術院 ロボット・メカトロニクス工学専攻 | 2017.1 | |
全南大学 人工知能コンバージェンス専攻 | 2019.3 | |
中国 | 南方医科大学 | 2015.11 |
馬鞍山学院(旧安徽工業大学工商学院) | 2016.8 | |
香港 | 香港大学看護学部 | 2018.7 |
台湾 | 慈濟大學 | 2013.7 |
台北医学大学看護学部 | 2013.11 | |
国立台北護理健康大学看護学部 | 2024.11 | |
タイ | マヒドン大学 | 2022.4 |
インドネシア | 厚生労働省所管ジャカルタ保健大学校III | 2019.1 |
アンダラス大学医学部 | 2023.10 | |
マレーシア | マレーシア科学大学 | 2023.3 |
(令和7年4月1日現在)
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地域 | 大学院 | 非正規生 | 合計 | |
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修士 | 博士 | |||
中華人民共和国 | 8 | 16 | 2 | 26 |
アメリカ合衆国 | 0 | 0 | 2 | 2 |
マレーシア | 0 | 0 | 2 | 2 |
インドネシア共和国 | 0 | 0 | 1 | 1 |
カメルーン共和国 | 0 | 1 | 0 | 1 |
ラオス人民民主共和国 | 0 | 1 | 0 | 1 |
計 | 8 | 18 | 7 | 33 |
(令和7年4月1日現在)
「Asia Society主催の国際シンポジウムにて、樺山教授とUCB公衆衛生学部のMaus教授がジョイント講演」の記事を掲載しました。
「AICOSS視察団の保健学科訪問」の記事を掲載しました。
「カリフォルニア大学バークレー校公衆衛生学部より国際ジョイントラボ活動としてProf. Marlon Maus, Dr. Gary Yuが保健学専攻に研究訪問されました」の記事を掲載しました。
「アメリカメリーランド陽子線治療センターからRobabeh Rahimi博士をお招きし、スペシャルレクチャーを開催しました」の記事を掲載しました。
「マヒドン大学ラマティボディ看護学部より大学院生の研究訪問がありました」の記事を掲載しました。
「インドネシアのJakarta III保健大学校との学術交流プログラム」の記事を掲載しました。
「RENKEI 2024」の記事を掲載しました。
「マヒドン大学との交流推進会議を開催」の記事を掲載しました。
「インドネシアのAndalas大学の助産学生5名が、インターシップ研修生として阪大に2か月半滞在されました」の記事を掲載しました。
「海外研修レポート:タイ・マヒドン大学夏季プログラム2024」の記事を掲載しました。
「FrontierLab Program 2024」の記事を掲載しました。
「サマープログラム2024開催(老年看護学教室主催)」の記事を掲載しました。
「OUICPの医学物理向け短期留学コース“Frontiers in Medical Physics and Medical Imaging”の留学生受入を開始しました」の記事を掲載しました。
「マヒドン大学より大学院生の研究訪問がありました」の記事を掲載しました。
「アンダラス大学より学生5名が短期留学の為、保健学科に来ました」の記事を掲載しました。
「米国University of California San Franciscoの研究者によるアカデミックプレゼンテーションのワークショップ開催」の記事を掲載しました。
「Erasmus+ programにおける研究交流レポート」の記事を掲載しました。
「IHDi Twin Research Seminar Seriesを開催」の記事を掲載しました。
「高槻中・高校 第30回 外国人研究者によるグローバルセミナー」の記事を掲載しました。
「米国Western University of Health Sciencesの研究者によるピエゾ機械受容チャネルに特化した特別講義開催」の記事を掲載しました。
「タイ・マヒドン大学医学生の保健学科での研修」の記事を掲載しました。
「UCロサンゼルス校教授による特別講義開催」の記事を掲載しました。
本センターは、本研究科および医学部保健学科の国際交流を促進するために平成21年(2009年)に設立されました。
海外の大学と積極的に部局間協定を締結し、学生および教員の国際化を推進するための支援を行っています。
主な学生間交流として、台湾の慈済科技大學や台北医学大学、香港大学での短期研修への派遣が挙げられます。2016年より開催されている本学老年看護学研究室主催の高齢者の長期ケアに特化した「サマースクール」はアジアの提携大学から高い評価を得ております。
また2018年からはフィンランド・オウル大学と’Digital Health module’の共同プロジェクトが始動しました。
年に数回、外国人講師または海外で活躍されている日本人研究者を招へいした特別講義へのサポートも行っています。