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国際交流活動

最近の国際交流活動報告

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2024年度

マヒドン大学との交流推進会議を開催

2024年9月25日

提携校のタイ・マヒドン大学看護学部より、教員2名が来校され、両校間の学生交流について意見交換が行われました。本年度の学生交流実績を確認し、今後、学部生・院生両方を対象とした派遣及び受入れプログラムの拡大を図り、交流を推進していくことで合意しました。また、ダブル・ディグリープログラムについての協議もさらに進められ、より質の高い教育の提供やグローバルな人材の育成の実現に向けて、大変充実した会議となりました。

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インドネシアのAndalas大学の助産学生5名が、インターシップ研修生として阪大に2か月半滞在されました

2024年6月25日~9月11日

2024年6月25日(火)~9月11日(水)、Andalas大学の助産学生5名が阪大に滞在され、阪大の助産学生とともに助産学の講義を受講したり、大阪大学医学部附属病院や助産院を見学したりしながら、日本の周産期医療について学ばれました。オープンキャンパスでは、高校生に「母性看護学」の対象のケアとして、乳児のおむつ交換の仕方を英語で説明するなど、学内イベントにも積極的に参加されました。
9月5日(木)に開催された成果発表会では、インドネシアと日本のウィメンズヘルスケアや周産期ケアの違いなど、それぞれが関心を持つテーマについてまとめ、発表されました。この発表会には、大阪大学の教員や大学院生に加え、オンラインでAndalas大学の教員や学生約160名が出席されました。発表後には活発な質疑応答があり、両国の学生や教員が互いの医療ケアや医療システムの違いを学ぶ機会となりました。昨年、Andalas大学と大阪大学医学部保健学科は学術交流協定を締結したところであり、今後、大学間交流がさらに発展することが期待されます。

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    オープンキャンパス

バーベキューパーティー

成果発表会

修了セレモニー

タイ・マヒドン大学ラマティボディ看護学部主催の国際カンファレンスで招待講演を行いました

2024年9月10日

神出 計(看護専攻 総合ヘルスプロモーション科学講座 教授)

保健学科とMOUを締結しているタイ・マヒドン大学ラマティボディ看護学部主催の国際シンポジウム“The Ramadibodi International Academic Conference 2024; Beyond Boundaries: The Intersection of Technology, Innovation, and Healthcare”のシンポジストとして招待され、webで講演(タイトル“Screening for Sarcopenia in Older Japanese Adults Living in the Community”)をしました。超高齢社会を迎えている日本から、高齢化率が急峻に上昇しているタイにおいて高齢者医療やhealth promotionに役に立つ情報を発信できたということで、皆さん興味を持って頂けたということでした。今後益々、高齢者領域での研究交流が盛んになることを期待しています。

発表中ならびに質疑応答でのスクリーンショット

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    終了後に感謝状を頂きました

海外研修レポート:タイ・マヒドン大学夏季プログラム2024

“Study Visit for Nursing Students”

2024年8月13日~8月23日

提携校の1つであるタイ・マヒドン大学看護学部が主催する短期研修に、今年も学部4年生2名が参加しました。マヒドン大の学生バディと出発前からSNS上で情報交換し、昨年参加された先輩からの助言も生かしながら準備を重ね、現地では学び多き2週間を過ごされました。帰国直後の「また行きたい!」という笑顔の感想が、何よりの国際交流の成果だと感じました。

研修スケジュールはこちら

病院の見学や実習を通して、タイ特有の看護を直接目にし、グループで意見を交換することにより、各国の文化や制度の違いを理解することができた。 ラマティボディ病院のようなクリティカルケアを中心とする病院でも、患者の最期に寄り添うケアを実施する部門(緩和ケア病棟)があることが印象的だった。

大学紹介や「日本三大疾病」について、大勢の前で英語でプレゼンを行う経験はとても有意義だった。
また、Cultural Activityでは、昨年の「鶴の折り紙」に続いて、「ハートの折り紙」に挑戦してもらいとても楽しんでもらえた。台湾のダンスやタイの早口言葉も皆で夢中になって取り組み、文化交流を通じてかけがえのない仲間ができた。

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    初日のWelcome Ceremony

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    大学紹介

Ramathibodi病院での見学・実習

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    病院近くのコミュニティを訪問

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    折り紙で文化交流

  • サラヤキャンパス近くの蓮池

  • ワットアルン寺院

  • Farewell Ceremony

FrontierLab Program 2024

2024年4月20日~2024年7月31日

阪大全学交換交流プログラムの1つであるFrontierLabの留学生として、香港大学の学部生1名が約3か月間、樺山研究室にて研究活動を行われました。
「日本と香港の医療制度の比較」をテーマに自身で研究を進めていく一方、研究室ゼミでは院生と意見を交換されたり、病院や施設を訪問され、貴重な経験となりました。また、日本の長期ケアに関する2週間のinbound programでは、アジアの研修生とも交流され、積極的に取り組まれました。
最終日には、他の留学生と共にプログラムの成果を発表されました。

  • ゼミ生との交流

  • 能勢町公民館にて、皆さんと
    「いきいき百歳体操」を体験

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    日本の長期ケアを学ぶインバウンドプログラムにて、
    デイサービス見学のフィードバックをする様子

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    最終発表会、ポスターの前にて
    受入教員の樺山先生と

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    ポスター発表にて質問に答えるコニーさん

特別講義開催
米国におけるヘルスプロモーション活動:アメリカ原住民の健康格差の現状と課題

2024年7月31日

米国コロラド州にあるFort Lewis CollegeのSport and Exercise Psychology Department of Health and Human Performanceで Associate ProfessorをされているSusumu Iwasaki先生によるスペシャルレクチャーが開催されました。Iwasaki先生は、ネイティブ・アメリカンの健康格差の現状と課題について研究されており、海外原住民のヘルスプロモーション活動や研究の内容について具体的にご講演いただきました。参加者からも多くの質問があり、大変貴重な学びの機会となりました。

講義チラシはこちら
参加学生の感想

人種や居住地域の違いから生活環境、経済水準、価値観など文化的社会的背景が大きく異なるアメリカでの研究活動の話題は非常に興味深いものでした。岩崎先生のお話を聞き、多種多様な背景を持つマイノリティの方を対象とした研究に取り組むには、実際に現地に行き、その人たちの生活に触れ、自分の価値観を広げるような経験をする必要があると思いました。
先生は、運動という観点からヘルスプロモーションに取り組んでおられました。ハイパフォーマンスにつながるモチベーションの三要素を刺激するような環境づくりが必要だと学ぶことができました。アスリートと一般市民では、スポーツを通して獲得したい成果も大きく違うため、内発的なモチベーションの獲得を促すとしても、同じようなプログラムでは難しいのではないかと思います。近年スポーツ庁から、Sports in life として全世代が生活の中に運動を取り入れることを目標にしていますが、外発的な動機づけからスタートし、いずれ内発的に習慣化していくことに繋げるには長い時間と労力が必要になります。その<人>が運動できない、身体活動量が多くない要因を解明し必要なニーズに応えるところから始めることが重要だと考えました。大変興味深いレクチャーをありがとうございました。

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    上段右から3番目が岩﨑先生

サマープログラム2024開催(老年看護学教室主催)

2024年7月15日~7月26日

本年度も、アジアの提携校を含む7大学より24名の研修生を迎え、高齢社会を背景とした、日本の医療・介護を学ぶ2週間のプログラムを開催した。研修生たちは連日、講義、ワークショップ、施設訪問と多種多様なプログラムに熱心に参加する一方、日本のアニメ文化や食文化へも理解を深めた。

老年看護学教室の学生約30名も、アシスタントとして運営に携わり、プログラムを盛り上げた。学生アシスタントは、数か月にわたって準備をすすめ、講義通訳や施設訪問での引率を務めた。通訳業務や日々のコミュニケーションを通して自身の語学力の課題を確認すると同時に、各国の医療制度や介護の現状に触れ、自身の研究テーマを深める貴重な経験となった。また、何名かの学生は、プログラムの中で自身の研究活動や日本の文化に関して発表する機会を得て、大変有意義な学びとなった。

プログラムタイムテーブル
および写真はこちら

研修生の声

健都ライブラリー(吹田市)では、図書館職員が認知症サポーター養成研修を受けており、認知症の兆候を示す利用者に柔軟に対応し、関係機関と連携して継続的なサービスを提供していることに感銘を受けた。台湾の公共図書館も自治体から「認知症フレンドリー」として認定されているが、血圧やインボディのモニター機を設置しているところはあまり見られない。

患者の自宅訪問は貴重な経験だった。服薬カレンダーの作成や緊急時の持ち出し用のスーツケースの準備は、われわれが学ぶべき点だ。また、自宅での長期ケアの環境やバリアフリー設備も整っており、部屋がまるで小さなICUのようで驚いた。

「もしバナゲーム」を始めて体験した。自身の終末期の希望を思索し、伝えることにより、他人の、ひいては認知症患者の自分とは異なる視点を理解し、その希望を尊重した思いやりのあるケアにつなげることができることを学んだ。

介護用品を病院からすべて調達する必要は無く、100円ショップのような商店から便利で安価なアイテムが入手可能であることに気付かされた。また、日本のケアシステムは専門性が高く、きめ細かな役割分担があるため、患者はより充実したケアを受けることができ、生活の質の向上につながっている。

講師の先生方も阪大学生の皆さんも、とても親切で時間外でも快く対応下さり嬉しかった。学んだ知識を自分の研究に活かし、自国の長期ケアの質の向上に貢献したいと思う。このプログラムを、是非自国の学生に勧めたい!

阪大アシスタントの声

いろんな場面での通訳を通じて、英語のみでなく日本語の語彙や運用能力も鍛えることができました。悔しい思いをした瞬間もあったため、英語の勉強を頑張る決意を新たにしました。

研究テーマについて、他国の現状や新たなアイデアを共有することができました。多くの研修生と友達になれたことは貴重な財産であり、この縁を大切にしていきたいです。

中国語圏の研修生が多いため、中国語にも興味が湧きました。アシスタントを経験し、研究の視野が広がっただけでなく、人としても成長できた気がしています。来夏も是非参加したいです!

OUICPの医学物理向け短期留学コース“Frontiers in Medical Physics and Medical Imaging”の留学生受入を開始しました

保健学科では、2023年12月より大阪大学ASEANキャンパス事業の一環で実施しているOsaka University International Certificate Program (OUICP)にて、短期留学コース“Frontiers in Medical Physics and Medical Imaging”を開講しています。このプログラムでは、大学院の専門課程科目履修の他、本学科の研究室に所属し2ヶ月間の共同研究を実施します。また、大阪は粒子線治療・BNCT・アルファ線内照射治療など先進放射線治療施設が集中している世界的にも珍しい都市です。本留学プログラムでは、各施設のご協力の元これらの施設実習を提供しています。今期はパイロットランとしてマレーシア科学大学より1名の学生を受け入れており、6-7月の二ヶ月に渡り本学に滞在し、共同研究を実施しています。本プログラムは来期より本格的な受入を行うと共に、受入だけでなく派遣も可能とする予定です。本プログラムのスタートにあたり様々な大学からお問合せをいただいており、今年の施設見学実習では海外の大学や本学グローバルイニシアティブ機構のプログラム視察も行われました。

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    マレーシア科学大学からの留学生と受け入れ教員(坂田准教授)

大学院科目 インターンシップ1(粒子線治療施設実習)では、大阪重粒子線センターと兵庫県立粒子線医療センターのご協力のもと、粒子線治療の原理を学び、粒子線治療の治療計画装置やポータブルCTを実際に操作して貰いました。

インターンシップ2(BNCT治療施設実習)では、関西BNCT共同医療センター (大阪医科薬科大学)と複合原子力科学研究所(京都大学)のご協力のもと、BNCTや加速器中性子線源の開発などの歴史を学んだほか、実際の治療や治療精度保証に関する取り組みを見学しました。

インターンシップ3(アルファ線内照射療法施設実習)では、本学RCNP・放射線科学基盤機構、大阪大学医学部附属病院のご協力のもと、加速器を用いた放射性同位体の製造、非密封放射性同位体の取り扱い、放射性同位体を用いた医用画像や放射線治療について学びました。

米国University of California San Franciscoの研究者によるアカデミックプレゼンテーションのワークショップ開催

2024年7月18日

米国University of California San FranciscoのJeremiah Mock先生によるワークショップが開催されました。英語でのコミュニケーションや、アカデミックなプレゼンテーションの方法について詳しく教えて頂きました。午前中にプレゼンテーションの極意をご教示いただき、自身のプレゼン内容を修正し、午後からは実際に一人ずつプレゼンテーションを行いました。その後、良かった点や改善点を一人一人の内容に合わせて教えていただきました。国際学会やシンポジウムで活かせるスキルをたくさん学ぶことができ、とても有意義なワークショップとなりました。貴重な機会をいただけたJeremiah先生に深く感謝いたします。(現地参加6名)

  • 午前中は、参加者らとディスカッション 

  • 午後は、プレゼンテーションの実践練習

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    ワークショップ参加者らとの集合写真
    中央がJeremiah Mock先生

Erasmus+ programにおける研究交流レポート

2018年よりツインリサーチセンターは、HungaryのSemmelweis大学と研究交流を行っています。今年3月に学生が来日したのに続き、5月から7月にかけて学生2名(phD candidate・medical student)が阪大のツインリサーチセンターに来ました。
ハンガリーとツインリサーチセンターのデータで国際比較するなど、研究の可能性を検討しました。
また、センターからハンガリーへ渡航予定の学生と、研究打ち合わせや情報交換なども行いました。

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マヒドン大学より大学院生の研究訪問がありました

2024年7月3日~7月4日

部局間協定校であるタイのRamathibodi School of Nursing, Faculty of Medicine Ramathibodi Hospital, Mahidol Universityから、世界一長寿国である日本の地域看護やケアを学ぶことを目的として、2024年7月3日~4日の2日間、Wanna Sanongdej助教および7名の大学院生が保健学専攻を訪問されました。
初日は、大阪大学老年内科ご出身の松川直道先生が社会福祉法人理事長として運営されている、岸和田市にある社会福祉法人寺田萬寿会を訪問させていただきました。寺田萬寿病院他、グループホームまんじゅ、および特別養護老人ホーム萬寿園をご案内いただきました。グループホームでのイベントで、七夕祭りの短冊に願い事も記入してきました。病院の料理長による豪華なスペシャルメニュー食も美味しくいただきました。途中で、岸和田城や岸和田だんじり会館の見学の機会もいただき、地域に古くから伝わる祭りなど、日本の文化に触れる機会となり、皆さん楽しまれていました。終日、お忙しい中を丁寧に対応くださったスタッフの皆様に心から御礼申し上げます。

  • 寺田万寿病院の皆様との記念撮影

  • グループホームでは短冊に願いを書きました

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    岸和田城前での記念撮影

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    岸和田だんじり会館での様子

2日目は、保健学専攻国際交流センター長である樺山教授によるレクチャー ” Medical and Nursing Care Insurance System in Japan.”ののち、大阪府豊能郡能勢町に向けて出発しました。ここでは、能勢町にある公民館で行われていた「いきいき百歳体操」を見学、一緒に参加させていただきました。体操終了後は、高齢者の皆さまへのインタビューなど、交流会を行いました。ご調整、同行をくださった、能勢町保健福祉センターの皆様、ありがとうございました。その後、玉泉寺を見学し、日本とタイの仏教文化についてその共通点や違いについて語らいました。この2日間の経験がタイの皆さんの学びに貢献できれば幸いです。

  • 樺山教授のレクチャーの様子

  • 参加者らとの集合写真

  • 昼食は鍋焼きうどんを食べました!

  • 能勢町の皆様との交流会は大変盛り上がりました!

  • 玉泉寺で一休み

IHDi Twin Research Seminar Seriesを開催

2024年6月21日、7月3日

ツインリサーチセンターと提携校のセンメルヴェイス大学(ハンガリー)は、2回目となるErasmus+program(EUの留学支援プログラム)に採択され、学生・教員の双方の研究交流を行なっています。
センメルヴェイス大学よりご自身も双子の研究者でいらっしゃるAdam D Tarnoki先生とDavid L. Tarnoki先生が来日されたのを機に、IHDi Twin Research Seminar Seriesを開催しました。

2024年6月21日
「Radiomic studies in twins」
David Laszlo Tarnoki
Medical Imaging Centre, Semmelweis University, Budapest, Hungary

2024年7月3日
「Twin studies in neurological disorders」
Adam Domonkos Tarnoki
Medical Imaging Centre, Semmelweis University, Budapest, Hungary

ご講演では、ハンガリーでのツインレジストリーの歴史と現状の報告、医療画像を用いた様々な分野での双子研究の取り組みについてご紹介いただき、またツインリサーチセンターを含む日本との研究・教育の交流についてもご紹介いただきました。
延べ約50人の学生・研究員が参加し、活発な意見交換が行われました。

2024年6月21日 David L. Tarnoki先生の講演の様子

2024年7月3日 Adam D. Tarnoki先生の講演の様子

アンダラス大学より学生5名が短期留学の為、保健学科に来ました

2024年6月25日

MOUを締結しているインドネシアのアンダラス大学より、留学生5名と引率教員2名が保健学科に来られました。初日となる、6月25日の午前中にウェルカムセレモニーが行われ、石田学科長並びにコンタクトパーソンの渡邊教授、国際交流センター長の樺山教授がご挨拶されました。また、大阪大学の紹介とアンダラス大学の紹介がそれぞれ行われました。その後は、ウェルカムランチ、講義と続き、初日を終えました。これから9月までの3ヶ月間、アンダラス大学の学生らは、渡邊教授、白石教授の元で講義や実習を通じ、日本の医療・看護学を学びます。

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    ウェルカムセレモニーでの集合写真

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    アンダラス大学 Dasman 教授のスピーチ

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    初日講義の様子

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    ウェルカムランチでの集合写真

高槻中・高校 第30回 外国人研究者によるグローバルセミナー

2024年6月18日

2024年6月18日に総合ヘルスプロモーション科学講座研究生のCHANTHAVONG Phouvanh (Bank) さんが高槻高校にて「ラオスを知る: 実生活の経験と健康課題」と題した講演を行いました。約30分のプレゼンテーションでは、環境問題や食生活の問題など、ラオスにおける一般的な健康問題から具体的な健康問題まで、さまざまなことが取り上げられました。

聴講学生から多数の質問が投げかけられ、「なぜ医師になることを選んだのか?」という質問から、ラオスの現在の健康問題と政治構造との関係について、ラオスの医療の質の低さに対する解決策についての質問もありました。

Bankさんは「招待してくださった高槻高校と、温かく迎えてくれ、積極的に参加してくれた生徒たちに心から感謝したい。」と述べていました。


  • 講演するBankさん

  • 質疑応答の風景

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    講演後の集合写真

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    高槻高校前での写真

米国Western University of Health Sciencesの研究者によるピエゾ機械受容チャネルに特化した特別講義開催

2024年6月7日

米国Western University of Health SciencesのYun Lyna Luo先生とJerome J. Lacroix先生による特別講義が開催されました。静岡県立大学 平野先生もお招きし、機械受容チャネル(Mechanosensitive ion channels)によるミニシンポジウムとして3つの講義をまとめて聴講することができました。近年、機械受容チャネルの研究分野は発展が進み、2021年のノーベル生理医学賞の受賞で欧米ではさらに加速しています。日米における、細胞レベルからタンパクレベルのまでのPIEZOチャネルに関する詳細なデータが紹介され、質疑応答でも非常に活発な討論がなされ、充実した内容でした。

講義チラシはこちら

シティー・オブ・ホープ 国立医療センター ベックマン研究所
Hui教授 スペシャルレクチャー

2024年5月30日(木)10:00 - 12:00

保健学科とMOUを締結しています、米国 シティー・オブ・ホープ 国立医療センター ベックマン研究所のSusanta K. Hui 教授が「Rediscovering the Role of Radiation in improving hematopoietic stem cell transplant outcomes for hematological diseases.」と題して、白血病の再発と移植片対宿主病を管理するための手法を開発してきた歴史と最新の知見、そしてその研究内容について講義されました。現地とオンラインを合わせて32名(現地参加7名)の参加者があり、活発な議論が行われました。


  • 学生からの質疑応答に答えるHui教授

  • 講演前の現地の様子

UCロサンゼルス校教授による特別講義開催

2024年5月10、17日

米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)医学部Stephen Cannon 教授による特別講義が行われました。1回目は「Therapeutic pipeline for periodic paralysis: channel modifiers and gene therapy」と題して学内外の研究者・医師向けに最新の研究内容を、2回目は「神経筋接合部障害と臨床症状」と題して学部学生向けにわかりやすい内容を、それぞれ話していただきました。どちらも多くの参加者があり、学生も含め質疑応答があり、大変活発な会となりました。

講義チラシはこちら
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タイ・マヒドン大学医学生の保健学科での研修

2024年4月22日~5月10日

大阪大学CAMPUS ASIA PLUSプログラムの一環として、2024年 4月22日~5月10日期間にタイ・マヒドン大学医学部を卒業したばかりのKatieさんが、保健学科で研修をされました。Katieさんの希望通りに、Women’s Health Science、Perioperative Care、Critical and Paliative Care Nursing、Psychiatric and Mental Health Nursing、Community Health、Home Medical Careなど、各担当の先生方にお世話になり、2週間の研修期間で大変充実した内容の研修を受けて頂きました。Katieさんは非常に勉強になった、またいつか大阪大学でもっと勉強したい、と感想・希望を述べられていました。ご担当頂いたすべての先生方に深く感謝いたします。

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    精神看護、成人看護の先生方に
    大変お世話になりました。

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    神出研究室のゼミでプレゼンテーションをしてもらいました。

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    CAMPUS ASIA事務局スタッフと一緒に記念写真