「海外研修レポート:台湾・慈済科技大学夏季プログラム2023 “Transcultural Humanities Summer Camp 2023”」の記事を掲載しました。
「海外研修レポート:タイ・マヒドン大学夏季プログラム2023 “Study Visit for Nursing Students”」の記事を掲載しました。
「Universiti Sains Malaysia (USM) からAbdul Rahman Mohamed学長が来訪されました」の記事を掲載しました。
「マレーシア科学大学との学術協定書オンライン調印式を行いました」の記事を掲載しました。
特別講義開催「Imaging twin studies in Hungary」の記事を掲載しました。
「オンラインサマープログラム2022(老年看護学教室)が開催されました」の記事を掲載しました。
台北医学大学夏季オンライン研修'Summer Online Clinical and Cultural Encounter among Nursing Students in Asia'の記事を掲載しました。
「もうすぐ、サマープログラム(老年看護研究室主催)が始まります!!」の記事を掲載しました。
保健学科では、10月24日Andalas大学医学部と大阪大学医学系研究科・医学部の協定書の調印式を行い 在阪インドネシア共和国領事やAndalas大学医学部長を含む15名以上の参加者にご出席いただきました。また調印式後は学術交流プログラム(10月24日~26日)を開催し、特別講義や助産院の訪問などを行いました。今回の対面式イベントは、両校の協力関係を深める素晴らしい機会となりました。保健学科は今後も両校のさらなる学術交流を推進してまいります。
大阪大学ASEANキャンパスに参画するブルネイ・ダルサラーム大学(UBD)より、Hazri bin Haji Kifle学長・Abby Tan副学長が保健学科に来訪されました。UBDではAI研究を推進しており、当学科で実施している医用画像を用いたAI研究に関し議論しました。当学科で実施しているASEANキャンパス・OUICPでの学生交流についても議論され、今後の共同研究・及び学生交流実施に向けた盛んな議論が展開されました。
毎年人気の高い、慈済科技大学主催のサマーキャンプに、今年も4名の学部生(2年生:1名、4年生:3名)が参加しました。
プログラムはすべて、各大学から構成されるグループ単位で行われ、アジア各国の大学生と英語でコミュニケーションをとりながら進められました。SDGsや災害支援に関する授業、慈済病院訪問、ベジタリアンフードの調理、先住民学習など多彩なプログラムに取り組みました。
Plantarium訪問
ベジタリアンフードの研修を通して、それが地球に与える影響を学んだ。大学や寮で提供される朝・昼食はすべてベジタリアンメニューで、現地の食材や味付けに慣れるのに時間がかかったが、野菜中心の食事が気候変動による環境問題対策につながることを知り、普段の食事を見直す機会となった。タレントショー
グループごとにテーマを相談し、短期間で練習・発表をする過程で、英語でのコミュニケーション力が上がり、また友人との絆を深めることができた。慈済病院見学
病院見学をきっかけに、タイのグループメンバーと互いの国の医療や看護について有意義な意見交換ができた。昨年部局間協定を締結した、タイ・マヒドン大学看護学部が主催する短期研修に、初めて保健学科の学生(4年生2名)が参加しました。英語での授業や実習、研修生同士のコミュニケーションを通じて毎日たくさんの知識を吸収し、大変貴重な経験となりました。マヒドン大学の先生方に加え、大学生バディの皆さんには、空港でのお迎えから日々のフォロー、休日の観光案内まで、大変お世話になりました。
研修スケジュールはこちらマヒドン大学はキャンパスも病院も驚くほど広く、設備もとても充実していました。
‘Sim Lab Activities’の授業では、模型を使用して、採血・静脈注射・けがの処置の実習を経験しました。阪大の授業では実践はなかったため新鮮で、他の研修生と意見交換しながら楽しく取り組めました。
病院訪問では、救急病棟や小児外科、小児外来を見学しました。救急医療の病床やスタッフ不足の現状と共に、各病棟の特徴や力を注いでいる点について知ることができました。
‘Chakri Naruebodindra Medical Institute’では、実際に臨床の場でどのような看護が実施されているのか、直接見ることができました。先生方も質問に丁寧に答えて下さり、タイと日本の医療の違いやタイ特有の看護について学ぶことができました。
院内のコンビニを観察していると、おむつの種類が日本より少なく、また保険の対象ではないとバディから説明があり、タイの介護サービスについても興味がわきました。
最終日前日に開催された‘Cultural Night Party’では、大学ごとに自国の文化を紹介しました。私たちは「折り鶴」を皆さんに体験頂き、大いに盛り上がりました!
本学保健学科ではASEAN各国との連携を強化しており、高齢化社会やそれに付随する様々な地域の課題解決、及び高度グローバル人材の育成の為に、ASEANキャンパス事業の一環として、Osaka University International Certificate Program (OUICP, 医学物理及び医用画像技術の最先端)を実施しています。
このOUICPの実施にあたり、大学間連携をより緊密にする為、USMより学長であるProf. Dato’ Ir. Dr. Abdul Rahman Mohamedの他、Prof. Dr. Lee Keat Teong、Prof. Dr. Zainovia Lockman、Mr. Ahmad Farez Ahmad Fizri、Mr. Muhammad Syukri Sa’adonの5名が来訪されました。
本学科からは、神出計学科長、樺山舞国際交流センター委員長、西尾禎治教授、坂田洞察准教授が出席し、既存のOUICP取組に関してだけでなく、マレーシアにおける健康の諸問題と課題、そしてそれらの課題に対し本学保健学科とUSMがどのように取り組み、そして解決へと導くか盛んな議論が行われました。
コロナ禍により1度の中止と2度のオンライン開催を経て、4年ぶりの実地研修となった。
アジアの提携校を主として7大学より32名の学生が参加した。プログラムは、日本の超高齢化社会の現状や介護保険制度の説明に始まり、老年看護に関する最先端のテクノロジーの紹介、企業(ATC、パラマウントベッド、RICHO)や病院・ケアホーム・地域包括支援センターへの訪問、そしてゲームを介した終末ケアのグループワークなど、多岐にわたった。
研修生4~5名のグループに教室院生1~2名がアシスタントとして参加し、引率や通訳業務を務めた。業務を通じて語学力を高めるとともに、自身の研究テーマに関する知識を深める良い経験となった。また、「たこ焼きパーティー」や日々の会話を通じて、互いの文化や違いも学び、大変意義深い2週間となった。
高齢者の皆さんと一緒に「百歳体操」を体験しました。台湾にも民族舞踊に似た「百歳体操」はあるが、日本の方が負荷が大きく、若い私たちよりも元気な皆さんにビックリ!
日本は高齢者の「食」をとても大切にしていると思う。歯に問題がある人には段階的な固さで調整するだけでなく、食べ物の色や香り、味を再現し保持する努力には感心した。
医療用ベッドのテクノロジーにはため息がでた!ドラマの中だけの世界だと思っていた様々な機能(体重の測定、バイタルサインや睡眠のモニタリング、褥瘡の予防機能など)をリアル体験できた。補助入浴装置は最も印象的で、介護の大幅な負担減となるだろう。
アジアでは口にすることがタブー視されている「死」について、カードゲームを介して考察した。「自身が終末期で大事にしたいこと」はグループ内で見事に意見が分かれ、興味深かった。家族間でも終末期の希望を共有し、ケアに役立てたい。
学習グループは大学を横断して構成されていたため、他の国との制度や考え方の違いを容易に比較し、知識を深めることができた。また各グループを担当してくれた阪大のアシスタントはとても親切で、慣れない英語で講義内外を問わず、一生懸命寄り添ってくれたことが嬉しかった。
英語が不安で緊張していましたが、ジェスチャーもまじえ「分かりやすく伝えよう!」「少しでも聞き取ろう!」という気持ちで続けているうちに、コミュニケーションが楽しくなってきました。通訳がうまくできず落ち込むこともありましたが、今後の学習の大きなモチベーションとなりました。
流しそうめんや回転ずし、たこ焼きづくりなど、SNSでしか見たことのなかった日本文化を実際に体験してもらい、とても喜んでもらえました。対面での交流の醍醐味ですね。
様々な施設や企業への訪問、多様なテーマの講義を通じて、新しいアイデアや技術を学び、自身の研究に取り入れることができました。また、同じ看護を勉強する研修生から刺激を受けたり、異なる視点から問題を考える力を養うことができました。
サマプロでの活動や交流は、自分自身を見つめなおす機会となりました。異なる環境で挑戦を重ねることで、自分の成長と弱点を感じることができました。サマプロを終え、自身の目標に向かってさらに努力しようという気持ちが高まっています。
部局間協定校であるタイのRamathibodi School of Nursing, Faculty of Medicine Ramathibodi Hospital, Mahidol Universityから、“Community Nurse Practitioner Practicum RACN510”の修士課程コースの一環として、世界一長寿国である日本の地域看護やケアを学ぶことを目的として、2023年7月6日~7日の2日間、Wanna Sanongdej助教および4名の修士課程の大学院生の4名が保健学専攻を訪問されました。
初日は、保健学専攻国際交流センター長である樺山教授によるレクチャー ”Introduction of Japanese long-term care system”ののち、大阪府豊能郡能勢町に向けて出発しました。ここでは、能勢町保健福祉センターを訪問したのち、野間中公民館で行われていた「いきいき百歳体操」を見学、一緒に参加させていただきました。体操終了後は、高齢者の皆さまへのインタビューなど、交流会を行いました。ご調整、同行をくださった、能勢町保健福祉センター畑中保健師様、ありがとうございました。
夕食は、神出学科長に大阪名物お好み焼きをご馳走いただきました。
2日目には、大阪大学老年内科ご出身の松川直道先生が社会福祉法人理事長として運営されている、岸和田市にある社会福祉法人寺田萬寿会を訪問させていただきました。寺田萬寿病院他、まんじゅ岸和田、まんじゅ貝塚および特別養護老人ホーム萬寿園をご案内いただきました。スタッフおよび利用者の皆様に大変温かく受け入れていただき、日本の高齢者ケアや介護を学びました。グループホームでのイベントで、七夕祭りの短冊に願い事も記入してきました。病院の料理長による豪華なスペシャルメニュー食も美味しくいただきました。途中で、岸和田城や岸和田だんじり会館の見学の機会もいただき、地域に古くから伝わる祭りなど、日本の文化に触れる機会となり、皆さん楽しまれていました。終日、お忙しい中を丁寧に対応くださったスタッフの皆様に心から御礼申し上げます。
2日間の経験が、少しでもタイの皆さんの学びに貢献できていればうれしいです。また協定校等との双方の訪問がこれからも活発化していくことを願っています。
研修スケジュールはこちら前列左より:
木戸助教授、樺山教授、Wanna Sanongdej助教授
後列左より:
保健学科学部生、マヒドン大学看護学部院生4名
樺山教授によるレクチャー”Introduction of Japanese long-term care system”
香港大学看護学部主催の短期研修が開催され、パンデミックを経て4年ぶりに学生1名(博士課程)を派遣しました。日本人は一人という環境の中、英語力やプレゼン技術を鍛えられ、また香港大の先生方や院生の方と、自身の研究テーマについてディスカッションをする機会も得ることができ、大変有意義な2週間を過ごされました。
以下、良かったプログラムTop5(学生選)と写真をご紹介します。
研修プログラムはこちら本学科の提携校である慈済科技大学(台湾)にて、’International Symposium on Healthcare’が開催されました。本学科との部局間協定10周年の節目となる今年、山川准教授が招待され、睡眠モニタリングに関する講演 ‘Usability of Sleep Monitoring Device for Social Implementation’ を行いました。
ブリストル大学と大阪大学が実施している共同研究に基づき、採択された日英共同研究費:International Exchanges 2022 Cost Share (JSPS and NSTC)を使用し , “Innovation of targeted alpha-particle therapy - Interdisciplinary study between radiation physics, chemistry, and biology on DNA damage” の研究を実施する為、英国ブリストル大学からProf. Jaap Velthuis, Dr. Anna Chambers, Dr. Chiara De Sioと学生1名が来日した。
本滞在では、アルファ線内照射治療に関するシミュレーションの研究の推進を図る為、本学医学系研究科の加藤弘樹先生・渡部直史先生とディスカッションを行った。他にも過去にホウ素中性子捕捉療法(BNCT)を実施していた京都大学の原子炉にて、BNCTのシミュレーションに関するディスカッションを行った。また、医学系研究科博士前期課程の講義「高度放射線治療」の授業の一環として、Prof. Jaap VelthuisとDr. Anna Chambersにそれぞれセミナーを行ってもらった。
台湾よりNational Cheng Kung University看護学部教授のSu-Ying Fang先生が来訪され、急性期・緩和ケア学研究室のメンバーと意見交換を行いました。Fang先生は治療終了後の乳がん体験者の方に向けたWebによるがんサバイバーシップケアプログラムを開発されており、プログラムの開発や介入研究の実際を交えて研究の詳しいお話を伺うことができました。当研究室からも関連する研究の紹介を行い、意見交換を通じて今後の研究に向けた貴重な示唆を得ることができました。
マヒドン大学ラマティボディ看護学部(タイ)の教員8名が、2022年4月に保健学科と部局間協定を締結後初めて来校されました。初日の来校記念セレモニーには阪大教職員14名が同席し交流を深め、午後の会議では研究活動の紹介やダブルディグリープログラムについての打ち合わせが行われました。2日目には、大阪大学附属病院看護部を訪問・見学し、看護部ご協力により、看護管理を中心とした丁寧な紹介を頂きました。活発な質疑応答や意見交換が行われ充実した時間となりました。また岸本記念医学資料館を訪問されました。
4月7日、慈済科技大学(台湾)より学長および部局長他、計7名が来校されました。慈済科技大学看護学部とは2013年に部局間協定を締結以来、共同研究や学生派遣を通して活発な交流が行われています。この度は、両校のさらなる発展と充実を図るため、セレモニーが開催され、両校の近況紹介や研究発表が行われました。
慈済科技大学からは、鴻海精密工業との在宅医療サービスの検査キットの共同開発を含む、ICTに関する研究が紹介され、また本校とのダブルディグリープログラムの設立にも大きな関心を示されました。
本校からは、「地域包括ケアや多職種が連携して進めるテクノロジーについて」(竹屋教授)、そして「地域の高齢者への睡眠研究について」(山川准教授)の発表が行われました。
両校の研究活動や研究情勢などについて、活発な意見交換が行われ、とても有意義な会議となりました。