当研究室は、慢性疾患看護に関する教育・研究を行っています。一人ひとりの病いをもつ人々と真剣に向き合い、看護実践に根ざした教育・研究を行うこと!モットーにしています。
研究課題は、糖尿病、心不全、神経難病などの慢性疾患をもつ人の初期教育、セルフモニタリング支援、セルフケア能力の育成、エンドオブライフケアなど幅広く、さらに、看護実践能力の育成のための現任教育に関する研究も行っています。
研究室のゼミは「高め合い・助け合う」絆を大切にゼミ運営を行っており、率直で活発なディスカッションを通して、看護実践の中で生じた疑問や関心を手がかりに研究テーマを見出していくことを大切にしています。
慢性疾患看護や看護教育に興味のある方、看護実践をよりよいものとしたい方、「よりよい看護を目指して研究に取り組みたい!!」という気力と体力のある方は、ぜひ私たちの研究室で一緒に研究に取り組みましょう。
また、ナースプラクティショナー教育プログラムの教育も2022年度よりスタートします(https://sahswww.med.osaka-u.ac.jp/jpn/guide2/nurse.html)。
慢性疾患看護やプライマリーケアに関心がありNPを目指したい方も当研究室で一緒に学びましょう。
興味のある方は、是非メールでご連絡下さい。
( )は担当教員です。
2023年度 (令和5年度) |
看護学生の臨地実習で展開されるケアリングプロセスに関する文献検討(清水) 糖尿病の治療と就労の両立支援の現状と課題に関する文献検討(清水) 脳卒中患者とその家族が自宅退院する上での不安や困難と支援に関する文献検討(清水) 認知症または認知機能低下のある高齢者の退院支援についての文献検討(髙橋) |
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2022年度 (令和4年度) |
SLE患者の家族の体験に関する海外文献の検討(清水) 膠原病患者が教壇に立つこととその支援に関する研究(清水) 認知症患者の入浴拒否への対応に関する文献検討(清水) 一側性難聴に関する経験と求める支援(清水) 放射線療法を受けるがん患者の治療に対するモチベーション維持に関する要因(髙橋) |
2021年度 (令和3年度) |
慢性心不全患者が自己管理に対して感じる困難とその要因(清水) 疾患や治療に対し無関心期にある糖尿病患者への効果的な関わりに関する文献検討(清水) 慢性心不全患者のセルフモニタリング力を高める看護支援について(清水) 乳幼児健診において虐待リスク早期発見のために保健師が母子を捉える視点(清水) 慢性疼痛患者の痛みの体験についての文献検討(髙橋) |
2020年度 (令和2年度) |
不妊治療後の妊婦への看護に関する海外文献の検討(清水) 新人看護師の困難への対処―過去10年の文献検討から―(清水) 出産前後の入院中に行える職場復帰を望む女性への看護に関する文献検討(清水) 米国周麻酔期看護師の実践や成果についての先行研究によるエビデンス(清水) NICUにおける両親の我が子の障害の受容を促す看護実践内容(河井) 体育部活動におけるアプリを用いた食事指導の有用性および課題の検討(河井) 慢性腎臓病の食事療法における患者の体験(河井) 自己管理を行う2型糖尿病患者からみた家族との関係性とそれが療養行動に与える影響(髙橋) |
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2019年度 (令和元年度) |
看護過程演習でのケアミーティングによる学生の気づきと学び(清水) 患者のストレングスや患者が望む将来をケア計画に取り入れることについて学生が感じたこと・考えたこと(清水) AYA世代がん患者の病気体験ー過去10年の文献検討からー(清水) 2型糖尿病患者の教育入院の再入院時に行われている看護実践(河井) 認知症高齢者が施設入所におけるリロケーションダメージと付き合いながら、穏やかに自分らしい生活を送るために必要な介入・支援(河井) 死を意識している終末期がん患者が抱く感情(河井) |
2018年度 (平成30年度) |
慢性期・在宅の脊髄損傷者が抱える排便に関する困りごと(清水) 外来で糖尿病患者に関わる看護師の困難状況についての文献検討(清水) 外見上わかりにくい寛解と再燃を繰り返す自己免疫疾患患者の他者との関わりの経験~和文誌による文献検討~(清水) 認知症高齢者を含む三世帯家族間の関係性の変化(河井) 大学で看護学を学んだ後、医療関係以外の民間企業に就職した者が大学で学んだことを自身の仕事に活用する方法(河井) 中年期男性勤労者の運動継続に影響する要因(河井) 岡山県の訪問看護ステーションにおける災害対策と災害に備えた 在宅酸素療法 患者への対応(畠中) |
2017年度 (平成29年度) |
小児医療から成人医療への移行期支援の実際と今後の課題 -文献からの検討-(河井) 緊急入院初期における患者家族の感情や認識 -過去10年の文献検討から-(清水) 2型糖尿病患者の自己管理“継続”を支援するための糖尿病看護スペシャリストによる外来での看護実践(清水) 高校受験期から大学入学までに小児がんに罹患した児の復学に関するニーズ分析 (河井) 大学生の間食の実態についての文献検討(河井) 一人暮らし大学生の食生活に関する文献検討(河井) |
2016年度 (平成28年度) |
未就学児の医療機関受診の実態及び児の家族特性が受診行動におよぼす要因の検討(市川、清水) 支援のきっかけを見つけづらい青年期・成人初期の糖尿病患者への外来看護師の関わりの実際(清水) 看護師の“にやりほっと”に関する経験(清水) ターミナル期にあるがん患者の意思決定プロセスにおける病棟看護師の援助(河井) |
2015年度 (平成27年度) |
妊娠糖尿病患者のフォローアップの実態調査(清水) 外来における看護師によるSLE患者への関わりの実際と今後の課題(清水) 在宅生活を望む高齢糖尿病患者が在宅生活を続けていくための支援(清水) 遺伝子診療、遺伝カウンセリングにおける看護職の役割に関する文献レビュー(清水) 患者の死を経験した看護師の気持ちと対処(瀬戸) 看護学生における健康度と健康行動の実態と課題について(瀬戸) 看護師による小児がん患者のがん性疼痛アセスメントの実態と課題(瀬戸) クローン病患者の運動習慣についての実態調査(瀬戸) 一般病棟で終末期を 過ごすがん患者を対象にした希望を叶えるための看護師の支援−専門・認定看護師の視点に着目して−(市川) |
2014年度 (平成26年度) |
糖尿病を持つ単身赴任の壮年期男性への看護援助を考える~単身赴任中の父親への1週間の援助を通して~(清水) がん患者の配偶者の経験と、看護師の関わり方(瀬戸) 看護師の睡眠実態に関する文献レビュー(瀬戸) 看護職における喫煙率の変遷と影響する要因について(瀬戸) 血液透析法を受けている患者の仕事に関する困難と工夫(瀬戸) 患者が快適に過ごせるクリニックの待合室の環境(大原) |
2013年度 (平成25年度) |
糖尿病看護認定看護師が実践の中でつかんだパターンマネジメントの支援のコツ・秘訣(清水) 糖尿病看護認定看護師が語る糖尿病患者のエンド・オブ・ライフケアの実践と課題(清水) 看護学生・看護師のストレスとユーモアの関係(瀬戸) 精神看護専門看護師の活動に関する文献レビュー(瀬戸) 体内植込み型補助人工心臓(VAD)を装着している入院中の患者の思い(大原) |
2012年度 (平成24年度) |
糖尿病患者の「こっそり」飲食の実態~状況を理解し支援するために~(清水) 看護学生の臨地実習におけるデイナースへの報告について(清水) 高齢者の終末期在宅療養を支える他職種間連携に関する文献レビュー(瀬戸) 200床未満の地域密着型病院における糖尿病外来看護の実際(瀬戸) 東日本大震災で被災された糖尿病患者の支援のあり方について(瀬戸) 膠原病患者の他者との関係における体験と思い(清水) |
2011年度 (平成23年度) |
脳卒中による記憶障害をもつ女性患者の家事を中心とした生活体験(清水) 日米比較の観点による慢性心不全患者に対する看護援助の現状と課題について(瀬戸) 急性・重症患者看護専門看護師が若手の看護師に行っている教育の現状(瀬戸) 精神科単科病院におけるスタッフ看護師および准看護師の感染対策の現状(瀬戸) 東日本大震災における看護学生の災害ボランティア活動の体験(清水) 病棟看護の経験のある訪問看護師が体験した病棟看護と訪問看護の違い(清水) 商店街で働く人々の健康受診状況の調査(瀬戸) |
2010年度 (平成22年度) |
高校生における腰痛の現状と腰痛体操の指導の効果の検証(福録) 軽症の関節リウマチ患者の痛みの実態(清水) 軽症のRA患者が行っている痛みへの対処方法とその背景にある思いについて(清水) 人工股間節全置換術を受けた患者への退院指導~家事動作に関する指導で必要となる視点~(福録) 男性看護師の育児支援ニーズに関する調査(瀬戸) 心臓リハビリテーションの現状について(瀬戸) 卒業後看護師として働きたいという思いに対する臨地実習の影響について(清水) 糖尿病患者に対する食事療法「カーボカウント法」導入の実際(瀬戸) 糖尿病看護認定看護師の行う家族への看護援助(清水) ユニバーサルデザインを用いた院内環境の整備(瀬戸) 遷延性意識障害患者の退院支援およびその課題について(瀬戸) |
2009年度 (平成21年度) |
卒後2年目看護師が抱える悩みについて~1年目の時からの変化とそれに応じたメンタルサポート~(瀬戸) リハビリテーション領域の解除技術習得に効果的な体験学習の検証(福録) 摂食障害のある人々に対するサポートの在り方について(瀬戸) 病棟実習において看護学生が患者とのコミュニケーションに困難を感じた場面-学生が捉えている理由に着目してー(瀬戸) 看護師ががん専門看護師を目指すに至る過程について(小林) 成人期の女性SLE患者の病気と共にある生活での困難状況(清水) 仕事をもつ糖尿病患者の仕事と自己管理の関わり(清水) |
2008年度 (平成20年度) |
スピリチュアルな側面への看護師のかかわり-「スピリチュアル」に関する文献研究-(小林) 糖尿病患者を取り巻く人々の糖尿病のイメージと糖尿病患者への対応の実態(清水) マッサージによるリラクゼーション効果の検証-関係性の違いに焦点を当てて-(鈴木) タッチの有効性に関する文献研究~終末期にあるがん患者へのタッチ~(小林) NANDA看護診断を用いた看護過程に対する学生の苦手意識(清水) 新卒看護師の職業継続のための個人要因と組織要因の検討(鈴木) |
修了おめでとうございます