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ペアレントトレーニングって何?

 ペアレントトレーニングは、子育てに取り組むご両親(養育者)が、その役割を積極的に引き受けていくことができるよう、親(養育者)と子どもを支援するために開発されたものです。
 ご両親(養育者)は子どもを育てていく経験を通して、親(養育者)として成長していきます。その中で、子育ての先輩や支援者の手助けを借りることも役に立ちます。現在多くのペアレントプログラムが、支援者および子育ての先輩により実施されています。
 軽度発達障害の子ども達はそれぞれに特徴的な困難をかかえています。それらの困難への具体的な対応の仕方について、多くのアイディアが提案・実施されています。その中でペアレントトレーニングは、「してほしくない行動」や「してほしい行動」といった子どもの行動に焦点をあて、具体的にどのような対応ができるかを学習していくプログラムです。ペアレントトレーニングをとおして、“親(養育者)− 子ども”間の“よりよいやりとり”を具体的に学び、親(養育者)としての自信を積み重ねていくことができます。
 一方、ペアレントトレーニングを実施する支援者の立場からは、それぞれの家庭状況や、“ご両親(養育者)と子ども”の個性に応じて、これらのアイディアを適切に支援に結び付けていくことが大切となります。一人一人の個性に応じた子育ての方法を見つけていくには、“ご両親(養育者)と子ども”の声にしっかりと耳を傾けることが大切です。本学でのペアレントトレーニングでは、特にこの点に配慮しながら、実践的な学習を行います。