母性胎児科学研究室研究室の紹介
教授 遠藤誠之
研究紹介
胎児診断や胎児治療、胎児の死へのグリーフケアから、よりよいお産・よりよい育児環境づくりまで、幅広い視点で胎児を研究しています。
主な研究テーマ
- 妊娠・出産に関わるグリーフケアの研究
- 超スマート社会における子育て支援のあり方に関する研究
- 新たな胎児モニタリングシステムの開発
- 出産の現状を医療・文化・社会の視点から総合的に解明するための研究
- 骨盤臓器脱の早期予防に関する研究
担当授業
学部から大学院博士課程後期課程まで、母性保健医療学、周産期生理病態学、母性看護学の講義・実習を担当しています。
学生さんのメッセージ
妊娠・出産・育児は人生において非常に重要なライフイベントです。それをどのように支えていけるか、一緒に考えませんか?次世代をサポートする医療人として。
受験生のみなさんへ
「治未病」という言葉をご存知ですか?「まだ発症していない病気を治す」という意味で、約2000年も前からある東洋医学の考え方です。現在、医療や介護サービスのための社会保障費は上昇し続けています。今こそ、大きな発想の転換、すなわち「治未病」が必要です。そのとき、大きな役割を果たす学問が保健学です。
履歴
1995年 | 大阪大学医学部医学科卒業 |
1995〜1996年 | 大阪大学医学部附属病院 産婦人科 研修医 |
1996~1998年 | 大阪労災病院 産婦人科 研修医 |
1998~1999年 | 鹿児島市立病院 新生児科 研修医(NICU) |
2004年 | 大阪大学大学院医学系研究科博士課程 修了 |
2004~2009年 | フィラデルフィア小児病院小児外科ポスドク |
2009~2011年 | 米国・フィラデルフィア小児病院胎児診断治療センター臨床フェロー |
2011~2012年 | ベルギー・ルーベン大学産婦人科・泌尿器科ポスドク |
2012~2013年 | 大阪大学医学部附属病院総合周産期母子医療センター 助教 |
2013~2014年 | 大阪府立急性期・総合医療センター産婦人科 副部長 |
2014~2019年 | 大阪大学大学院医学系研究科産科婦人科学講座 講師 |
2019年4月〜 | 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻教授(生命育成看護科学講座) |