成育小児科学研究室研究室の紹介
教授 酒井規夫

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担当授業
生理学、病理学、臨床小児科学、新生児生理病態学、人類遺伝学、小児保健学、学校保健学を担当。現場で活躍している人に講師をお願いしたりして、その領域の標準から最先端の情報までカバーしてわかりやすい講義をモットーにしています。
学生へのメッセージ
子どもの病気、特に先天異常や遺伝疾患に関わる医療、福祉、教育は今後ますます重要になると思います。疾患そのものの理解もそうですが、子どもや家族のこころに寄り添う考え方やそのための研究を一緒に目指しませんか。
受験生のみなさんへ
わたしたちは看護、保健、教育など幅広い分野で活躍できる医療人の育成を目指しています。そして、今後は日本だけでなく国際的な視野を持った医療人として、医学や保健学の分野で活躍できる人材をたくさん輩出したいと思っています。ぜひ、この分野で共に学び共に成長したいと思う若人よ来れ!
また、2020年からは博士前期課程として「遺伝カウンセリングコース」を設置しています。これは認定遺伝カウンセラーの受験資格を得るためのコースであり、現在国内で20コースの一つです。このコースは検査技術学専攻の教員か看護では僕のところに来ていただくことになります。このコースの詳細については下記HPをご参照ください。
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/gc-course/sahswww/
履歴
昭和57年 | 東京大学理学部天文学科卒業 |
昭和62年 | 大阪大学医学部医学科卒業 |
平成6年 | 大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了 |
昭和62年 | 大阪警察病院勤務 |
平成6年 | 大阪府立母子保健総合医療センター研究所勤務(流動研究員) |
平成8年 | ドイツGSF-哺乳類遺伝学研究所研究員 (Ciba-Geigy財団、Alexander von Humboldt財団奨学生) |
平成10年 | 大阪大学医学部研究生(小児科学教室) |
平成11年 | 大阪大学医学部 助手(小児科学教室) |
平成17年 | 大阪大学大学院医学系研究科 講師(小児科学講座) |
平成21年 | 大阪大学大学院医学系研究科 准教授(小児科学講座) |
平成27年 | 大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻 教授(生命育成看護科学講座) |
実施中の臨床研究
承認番号 | 研究責任者 | 研究課題名 | 備考 |
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16475-4 | 酒井規夫 | 先天性代謝異常症における新生児マススクリーニングに対する患者やその家族の考え方を構成する因子の検討 | |
17096 | 酒井規夫 | ライソゾーム病,ペルオキシソーム病患者に関する全国調査研究 | |
17474 | 酒井規夫 | 日本語版ゲノム知識尺度によるゲノム知識測定 | |
18387 | 酒井規夫 | 小児期ファブリー病患者の疾患特異的QOL尺度の開発 | |
18554-2 | 酒井規夫 | ファブリー病患者における血漿中lyso-GL-3のバイオマーカーとしての有用性の検討 | |
19077-2 | 酒井規夫 | 成人期を含むファブリー病患者の疾患特異的QOL尺度の開発 | |
20342-2 | 酒井規夫 | ゴーシェ病患者・介護者の負担尺度の開発および評価 | |
21019 | 酒井規夫 | 小学校における色覚検査の現状把握と課題の解明 | |
21052 | 酒井規夫 | NIPT遺伝カウンセリングにおける来談者背景と遺伝カウンセリング担当者の感じ方の相関に関する研究 |