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保健学専攻 保健師教育課程のご紹介

特徴的な教育の一例

保健師教育課程

教育課程の特徴 保健師(Public Health Nurse)は、より健康なコミュニティ、より安全・安心な社会を構築することを目的に、社会的公正を規範として、あらゆるライフステージの、あらゆる健康レベルの人々と、人々を取り巻くさまざまな環境に働きかけます。学部の4年間での学びを土台にして、大学院では、集団や組織、コミュニティを対象とする公衆衛生看護技術を、研究能力とともに習得します。
カリキュラム概要 1年時に週2日の実習と並行して週2~3日の講義・演習を行うことによって、実習で把握した課題を、講義・演習で意味づけ、背景要因とともに明確化し、解決策を探求しながらまた実習に赴くというサイクルを保証し、実践能力と研究能力を深化させます。アクショリサーチやリフレクティブ・プラクティスを取り入れ、理論と実践を融合することを通して、現場に役立つ成果創出力と、未来志向に知を積上げるコンピテンシーを養います。
イチオシのポイント 医科学専攻公衆衛生学コース(MPH: Master of Public Healthコース)等との横断科目を履修することで、国際的かつ包括的な視野で専門性を深めるとともに、共同研究の能力と応用力、連携・協働する能力、教育能力を高め、リーダーシップのとれる高度専門職業人としての土台を固めます。
キャリア形成 保健師課程修了後は、都道府県や市町村といった行政機関の保健師として、あるいは産業保健、学校保健、地域包括ケアなどの現場で活躍することができます。それぞれの実践現場で経験を積み職位をあげながら、さらに高度な実践家として認定資格に挑んだり、研究者・教育者あるいは起業家など革新的なトランジションの選択肢を開拓していくこともできます。
学生からのコメント 阪大の保健師課程では、各実習グループの現場での学びを、毎週の学内カンファレンスで共有・議論し、幅広い研究的な視点で深めていくことができます。少人数制で先生と保健師から手厚い指導を受けられ、受け身な学習ではなく、これからの時代の保健師活動を作っていくことへの期待とやりがいを感じています。

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