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国際交流活動

最近の国際交流活動報告

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2025年度

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
アザラシ型メンタルコミットロボット「パロ」の体験、紹介ブースへ参加

2025年5月4日~5月10日

大阪・関西万博のギャラリーWESTで、2025年5月4日~10日までの7日間、日本赤十字看護大学附属災害救護研究所企画の「未来の野外診療所~ゼロ・エミッションの災害医療~」において、産業技術総合研究所の柴田崇徳先生が出展したアザラシ型メンタルコミットロボット「パロ」の体験、紹介ブースに保健学科等の学部生、大学院生、教員合わせてのべ50名程がボランティアスタッフとして参加しました。

「パロ」は、現在日本では、厚生労働省等の「介護テクノロジー」の重点分野「認知症生活支援・認知症ケア支援」のための「選定機器」として認知症ケアに用いられている他、「認知症」や「せん妄」の症状緩和効果が認められています。医療福祉制度が異なるアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどでは、非薬物療法としてエビデンスのある「医療機器」の扱いとなっており、退役軍人のPTSDへの治療やケア、小児集中治療現場でのメンタルケアなど、海外50カ国以上において利用されています。ボランティアスタッフは、「パロ」の開発者である柴田先生から直接指導を受けて来場者に説明および体験サポートをしました。

ブースには、国内外の子どもから高齢者まで、多様な年代の方々の訪問が数多くありました。みなさんパロを抱っこすると一様に笑顔になり、背中をなでたり、話しかけたりと大変喜んで、関心を持っていただきました。そして、説明するボランティアスタッフ自身もすっかりパロに癒されて、笑顔の多い大変有意義な万博への参加の機会となりました。

  • サムネイル サムネイル サムネイル

    万博来場者の「パロ」体験の様子(写真はすべて産業技術総合研究所提供)

香港大学看護学部3年生のインターシップ研修

2025年4月21~5月16日

香港大学看護学部3年生4名が、2025年4月21日(月)~5月16日(金)の3週間、本学でインターシップ研修を行いました。香港大学とは2018年にMOUを締結し、香港大学が主催するHong Kong International Nursing Forum や短期インバウンド交流プログラムなどに、本学の教員、学部生・大学院生も多く参加し、学術交流を続けています。
インターシップ研修は看護学専攻の全領域の教員・大学院生が担当しました。各領域の特徴を学習できる3週間のプログラムが企画されていました。最終日にはインターシップ研修の学びの会を開催しました。研修で学んだ日本の医療・看護・保健事業等を香港の事例と比較した素晴らしい内容の発表がされました。

初日
  • 学科長ご挨拶

    学科長ご挨拶

  • 研修生による大学紹介

    研修生による大学紹介

  • 開会式後の集合写真

    開会式後の集合写真

  • サイネージによるプログラム紹介

    サイネージによるプログラム紹介

1週目(担当:小児・母性)
  • 1週目

母子保健に関するセミナーを本学院生と共に開催。院生からは、「Japan’s Perinatal Healthcare & Women’s Health System」と「Perinatal mental Health in Japan」についてプレゼンがされました。

ランチ会

ランチ会

2週目前半(担当:地域)
  • 2週目前半
  • 2週目前半
  • 大学院保健師コースの講義と演習に参加していただき、院生とも交流していただきました。
  • ALS患者の自宅を訪問し、訪問リハビリテーションを見学しました。在宅人工呼吸器装着ALS患者の療養生活の実際や、口文字によるコミュニケーション方法について理解を深めました。
  • 在宅患者の訪問診療同行と有料老人ホーム入所の方の訪問診療に同行しました。
2週目後半(担当:基礎)
  • 災害の実際について施設見学(人と防災未来センター)学習を行い、それを踏まえた減災、防災やその看護について活発にディスカッションしました。
  • 高齢者の地域での集まりに参加して、一緒に体操をしました。介護予防の取組や高齢者の暮らしを知りました。日本の美しい田園風景を眺めることもできました!
  • 2週目後半
  • 2週目後半
3週目(担当:老年・成人・精神)
  • ワークショップ終了後の集合写真

車いすユーザーの人たちと学ぶユニバーサルデザインのワークショップの最後のグループ写真。3時間話し合った達成感です。

  • 3週目(担当:老年・成人・精神)

車いすユーザーのこれまで感じた生きにくさの体験を真剣に聞いているところです。スピーカーは本学卒業生です。

  • 3週目(担当:老年・成人・精神)

車いすユーザーの人たちと学ぶユニバーサルデザインのワークショップのグループ発表の様子です。

最終日(研修生による最終発表)

学生はそれぞれの関心のある領域について、日本で学んだことをもとに学びを深めて、素晴らしい発表をしました。

  • 最終日
  • 最終日
  • 最終日
  • 最終日
  • 最終日
  • 修了書授与
  • 修了書授与

修了書授与

Mini-Workshop on USM-UOsaka Research Collaboration

2025年4月11日

2025年4月11日に吹田キャンパス センテラス3階にてマレーシア科学大学と大阪大学の研究協力に関するワークショップが開催されました。現在、保健学科ではOUICP(Osaka University International Certificate Program)の一環としてASEAN地域の大学院生および学生に対して「Frontiers in Radiation Therapy and Medical Imaging Technology」プログラムを提供しています。本ワークショップでは、保健学科の国際交流推進担当教員の皆巳和賢准教授が保健学科の国際交流の取り組みと提供プログラムの詳細を紹介しました。マレーシア科学大学からは学長、副学長を含む4名の参加、大阪大学からは12名の参加があり、活発な意見交換がなされました。

  • ワークショップ終了後の集合写真

    ワークショップ終了後の集合写真

Xinxiang 医学大学 保健学科来訪

2025年4月7日

2025年4月7日に中国のXinxiang 医学大学から、学長と附属病院の医院長を含めて、5名の代表団が保健学科を訪問されました。Xinxiang 医学大学は、中国でTop30に入る大学で、看護学校設立からスタートして、現在は5つの付属病院と20の関連病院を抱え、病院評価・大学評価共に、高い医療研究機関との評価を受けている大学です。今回は、初の訪問ということもあり、石田保健学科長をはじめとし、国際交流センターにより大阪大学の紹介がなされました。Xinxiang 医学大学の紹介もなされ、両大学で今後どのような交流の可能性があるか活発な意見交換がなされました。

  • 両大学による紹介プレゼンテーションと意見交換の様子
  • 両大学による紹介プレゼンテーションと意見交換の様子

両大学による紹介プレゼンテーションと意見交換の様子

  • Xinxiang 医学大学から保健学科へ友好の進物が贈られました
  • Xinxiang 医学大学から保健学科へ友好の進物が贈られました

Xinxiang 医学大学から保健学科へ友好の進物が贈られました

  • 記念集合写真

    記念集合写真