WT1ペプチドを用いたガンの免疫療法の臨床試験・医師主導治験

介入試験

初発膠芽腫に対するテモゾロミド併用3種混合ペプチドワクチン療法 第II相試験終了

目的

初発膠芽腫における手術、化学放射線療法後の維持療法として標準的治療となっているテモゾロミドに加えて3種混合WT1ペプチドワクチンを併用投与する試験でテモゾロミドと3種混合WT1ペプチドワクチン併用療法の有用性を検討する。

主な適格基準

【仮登録】
  1. 画像検査にて脳腫瘍を有する患者で腫瘍摘出術予定または摘出後の患者
  2. 20歳以上79歳以下の患者
【本登録】
  1. 膠芽腫であることが組織学的に証明されている患者。
  2. 髄膜播種を有さない患者。
  3. HLA型がHLA-A*24:02または02:01を有する患者。
  4. Performance status (PS)が0~2の患者。
    ※ ただし脳腫瘍によって引き起こされる神経症状のためのPSが3または4の患者は試験分担医師の判断で試験推敲と判断される場合は可とする。

治療薬

126ペプチド 2.0mg, 改変型235ペプチド 2.0mg, ヘルパー332ペプチド 2.0mgの3種混合ワクチンを2-4か所にわけて皮内注射する。

治療スケジュール

テモゾロミド 1-3コース目 2週ごと(計6回)
テモゾロミド 4-13コース 4週ごと(計10回)
テモゾロミド 14-24コース 8週ごと(計6回)

試験状態

2018年12月末にてエントリー終了しました、現在結果の解析中です。