TP53変異を有する急性骨髄性白血病の細胞内代謝に応じた形態変化と細胞表面抗原発現パターンの解析

1. 研究の対象

臨床研究「急性骨髄性白血病の疾患分類ごとのWT1-mRNA値の評価、および治療経過における推移の解析」および「急性骨髄性白血病の疾患分類ごとの治療選択および個別カスタム微小残存測定と治療成績との統計学的解析」に登録されている資料・試料（残余検体等）を対象とする。

2. 研究目的・方法

臨床研究「急性骨髄性白血病の疾患分類ごとのWT1-mRNA値の評価、および治療経過における推移の解析」および「急性骨髄性白血病の疾患分類ごとの治療選択および個別カスタム微小残存測定と治療成績との統計学的解析」の骨髄塗抹標本や残余検体等を用い、TP53変異がもたらす細胞内代謝の変化を反映した骨髄塗沫標本上での形態変化を同定します。これらの研究は大阪大学医学系研究科、福島県立医科大学血液内科学講座、会津大学コンピュータ理工学部情報システムズ部門にて行われます。本研究に際し試料・情報を利用してほしくないと思われました場合には下記問い合わせまでお申し出ください。

3. 研究に用いる試料・情報の種類

情報：	年齢、性別、臨床経過、元研究で解析した遺伝子変異や表面形質結果など
試料：	凍結保存されている血液および骨髄検体、骨髄塗抹標本、骨髄クロットなど

4. 研究期間と研究実施体制

研究期間      ：	研究期間の長の実施許可日～2029年3月31日
利用開始予定日：	2024年2月
研究実施体制  ：	研究責任施設：大阪大学癌ワクチン療法学寄附講座 共同研究機関：福島県立医科大学血液内科 解析委託先：会津大学コンピュータ理工学部情報システムズ部門

5. お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

課題名	TP53変異を有する急性骨髄性白血病の細胞内代謝に応じた形態変化と細胞表面抗原発現パターンの解析
研究・管理の責任者	中田　潤
連絡先	紹介先および研究への利用を拒否する場合の連絡先： 住所：〒565-0871　大阪府吹田市山田丘2-2 電話番号：06-6879-3676 担当部局：大阪大学　癌ワクチン療法学寄附講座 中田　潤