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検査技術科学専攻/生体病態情報科学講座 分子生化学研究室

概要

糖鎖は、タンパク質の翻訳後修飾に関わる重要な生体分子の1つで、核酸、タンパク質に次ぐ第3の生命鎖と呼ばれています。糖鎖を生合成する糖転移酵素の遺伝子(糖鎖遺伝子)は、ヒトの全遺伝子の約1%にあたり、タンパク質の約60%に糖鎖が結合します。糖鎖は様々な生命現象や多くの疾患病態に関与し、21世紀のライフサイエンスの大きな研究課題と考えられています。私たちの研究室では、消化器疾患を中心に糖鎖解析技術を用いた疾患病態解析を行い、新しい糖鎖バイオマーカーの開発や糖鎖治療を目指しています。研究室のホームページには、9つの研究課題をあげています。また、ボーダレスデザイン医学研究センターで、糖鎖研究に関する産学連携に取り組んでします。
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研究室の顔ぶれ

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職 名 名 前 TEL&FAX E-mail
教 授 三善 英知 06-6879-2590 emiyoshi@sahs.med.osaka-u.ac.jp
准教授 近藤 純平 06-6879-2666 jumpeko@sahs.med.osaka-u.ac.jp

主な研究テーマ

  • 糖鎖技術による疾患病態解析:主に消化器疾患を中心に疾患病態を糖鎖の面から解析する。
  • 糖鎖技術による疾患バイオマーカー開発:糖鎖技術を用いて消化器疾患の新規バイオマーカー開発、測定系の開発を行う。
  • 糖鎖による細胞機能変化の解析:糖鎖を標的にした細胞の機能変化を生化学的・分子生物学的に解析する。

研究室紹介

視覚再生学
神経皮膚症候群の治療法の開発と病態解析学
未来医療学
空間感染制御学