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放射線技術科学専攻/生体物理工学講座 医学物理学研究室

概要

体内中陽子線照射領域可視化・腫瘍線量応答性観測システム(プロトタイプ)及び照射領域可視化、腫瘍線量応答性観測結果の例。

がんの放射線治療では、放射線と照射する人体との相互作用による物理反応から、化学反応、生物反応が連鎖し、腫瘍細胞を殺傷します。医学物理学とは基礎物理学を基盤とする、放射線物理学、原子核物理学、原子・分子物理学、放射線計測学、電磁気学、物理数学、情報工学、医学、生物学などの幅広い学問の結集体であり、その知識及び成果を医学へ展開する学術分野が医学物理学分野です。
放射線治療の高精度化には、医学物理学の研究開発が重要です。大学や研究所においては革新的な医学物理学研究及び開発、研究者の育成を主体的に実施する人材が必要不可欠です。本学の医学物理学研究室では、臨床現場や大学・研究所で活躍出来る医学物理士の研究教育と人材育成を目指します。

研究室の顔ぶれ

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職 名 名 前 TEL&FAX E-mail
教 授 西尾 禎治 06-6879-2562 nishio@sahs.med.osaka-u.ac.jp
准教授 沼崎 穂高 06-6879-2575 numasaki@sahs.med.osaka-u.ac.jp

主な研究テーマ

  • 体内での粒子線照射線量の“観える化” システムの研究開発
  • 粒子線CT画像取得システムの研究開発
  • 時間軸を含む線量計測システムの研究開発
  • 線量検証ソフトウェアの研究開発
  • 全国的な放射線治療情報の収集と分析
  • 放射線に誘発されるDNA損傷シミュレーション
  • 放射線輸送シミュレーションコードGeant4/Geant4-DNAの開発
  • その他、医学物理学研究全般

研究室紹介

視覚再生学
神経皮膚症候群の治療法の開発と病態解析学
未来医療学
空間感染制御学