概要
当研究室ではレーザ光および光エレクトロニクスの技術をベースとして、生体の構造や機能を計測・分析し、臨床現場で利用できる新たな生体光診断法を提案・開発することが目的です。特に光コヒーレンストモグラフィ(OCT)は生体表皮下数mmの断層イメージを約10ミクロンの空間分解能でin vivoで取得できる画期的な光イメージング技術です。我々は、OCTを用いて汗腺や末梢血管系の表皮下生理機能解析やアレルギー性皮膚炎の観察を行っています。また、電気光学結晶を用いた新たなOCTの技術開発も行っています。
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研究室の顔ぶれ
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主な研究テーマ
- OCTによる精神性発汗の表皮下生理機能の解明(近江)
- OCTによるアレルギー性皮膚炎の診断(近江)
- KTN光偏向器による高速OCTの開発(近江)
- 硬性内視鏡型OCTの開発と整形外科応用(近江)
- 高磁場MRIを用いた前臨床研究(齋藤)