概要
当研究室は遺伝学と発生学をバックグラウンドとして、再生医療に関わる発生の基礎的な研究や神経、特に感覚器、網膜の疾患に関わる病態の研究と予防・治療法の開発を行っています。発生の研究においてはiPS細胞を用いて、シャーレ上に眼の全体の構造を対応させるSEAMという方法を使用して研究を行っています(Nature 2016)。神経の病態研究においてはZebrafishというメダカのような魚を用いて、遺伝子を操作することで主に失明に至る視細胞死に関わる病態の研究や加齢黄斑変性といった重要な病気の研究を行っています(Am J Pathology 2018, PNAS 2007, Neuron 2004)。また、ヒトの疾患原因遺伝子、感受性遺伝子の探求も行っています。(Nature Genet 1999)
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研究室の顔ぶれ
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主な研究テーマ
- 再生および発生の研究
- 神経、特に感覚器神経の病理
- 人類遺伝学的研究