せっかく看護学を学ぶのならば様々な経験を持った教員のいる国立大学かつ大学院という学習環境の整ったところに進学したいと考えたから大阪大学を選びました。
まずは、一人暮らしをすることも初めてだったので、大学生活を自立して生活できることが第一にあります。また、友人だけでなく、実習を通して様々な方とのコミュニケーションを積極的にすることを身につけることができたと感じています。
実習は、毎日緊張の連続でした。その中で、患者さんがより良い状態になるために何ができるのかを考えて関わる事の大切さと、一生懸命向き合うことで、看護学生として役に立てることもあると感じることもあったと記憶しています。
学生時代は近くにコンビニがなかったので、生協の出張販売に並ぶのが恒例だったことを思い出すと、今は便利になったなと感じます。また、サークルなどには入ってませんでしたが、同じ学部や留学生の友人と自宅で食事をしたり、話す時間がとても楽しかったです。
自身の視野を広げるため、国際交流ができるチャンスが多いことも魅力的な点でした。また、学部生の特別研究で研究に関して興味を持ち、その方法をもっと学んでみたいと思ったのも理由です。
臨床現場での経験を踏まえて、より質の高い看護を目指すには研究と臨床現場をつなぐ必要があると考えました。また、基礎教育と臨床教育をつなぐ必要性も強く感じ、学生の看護教育の段階から携わりたいと思ったためです。
教員という立場ではあるが、学生や臨床現場のスタッフと共に日々学習し、患者さんに向き合えることが楽しいです。教育と研究の両立は難しく、まだ努力しなくてはいけないことも多いが、それが、学生や病棟のスタッフ、また患者様に反映できていると思える瞬間もあり、そこにやりがいを感じています。また、自身の関心のあった国際交流も仕事の中で経験できる機会も多く、日々学びとなっています。
学生時代の頃は、漠然と保健師になろうと思っており、看護師を経て大学の教員になるとは正直想像していませんでした。だけど、一つ一つの経験があったからこそ今教育に携われていることを楽しんでいます。それだけ大阪大学は後輩の皆さんにも様々な進路の可能性とチャンスがある場所であるといえると思います。楽しみながら、いろんな可能性を広げていってもらえればと思います。
上手く表現できませんが、今の自分の原点の一つだと思っています。大学で出会った友人・先生方だけでなく、看護の難しさと面白さを学べたことで今の自分があると感じています。母校であり、職場であるため、より親しみをもって働ける場所となっています。