HOME > 学びのストーリー

身につけた論理的な思考力を臨床現場で

プロフィール

イメージ
大阪大学医学部附属病院
戸田 彩子
2005年大阪大学医学部保健学科放射線技術科学専攻 卒業
2007年大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 修了
2007年4月大阪大学医学部附属病院に診療放射線技師として勤務。現在に至る。

大阪大学を選んだ理由
好きな物理学で人の役に立てる仕事ができる

  • 物理が好きだったので、他大学の理学部物理学科を受験しようと考えていましたが、センター試験終了後に他に受かりそうな大学を検索したところ、大阪大学保健学科の放射線技術科学専攻検査技術科学専攻が出てきました。

    続きを表示 ▼

    その時初めて診療放射線技師という職業を知ったのですが、好きな物理学で人の役に立てる仕事ができるならこれ以上のことはない、と思い受験しました。あとは大阪人なので阪大への漠然とした憧れがありました。

  • 大阪大学で身につけたこと
    物事を論理的に考える思考

  • 物事を論理的に考えることです。3年生までにほとんどの授業や臨地実習を終え、4年生では研究室に配属され1年間卒業研究をします。他大学の放射線技師課程でこんなに研究に重きを置いているところはないのではないでしょうか。指導も一人ひとり丁寧にしていただき、物事を論理的に考える思考が身につきました。

  • 印象に残る授業・実習など
    動物の解剖実験実習

  • ラットを使った解剖実習です。画像解剖だけでなく、実際に動物の解剖も行い、臓器を直接見る機会があり貴重な体験でした。大学院の授業で行った行政解剖の見学も印象的でした。

  • キャンパスライフの思い出
    人とのつながり

  • 同級生や研究室の先輩後輩など、人にとても恵まれました。バーベキューをしたり、夜遅くまで残ってみんなで国家試験の勉強をしたことが印象に残っています。

  • 大学院に進学した理由
    論理的な思考や言語力の習得

  • 大学院の先輩たちが自分で論文を探し、実験の計画を立て、教授や助教の先生にプレゼンをしている姿を見て、自分も進学しようと思いました。

    続きを表示 ▼

    研究室に入る前までは「理系は数字だけ強ければいい!」と思っていましたが、論理的な思考や言語力が必要だと痛感し、大学院で学ぶことにより将来必ず役に立つと思いました。早く社会人になりたい気持ちもありましたが、博士前期課程は長い人生の中でたった2年しかないので、焦る必要はないと思い進学しました。

  • 今の仕事を選んだ理由
    臨床で働きたい

  • 企業就職、博士課程への進学など、たくさん選択肢はありましたが、やはり臨床で働きたいという気持ちが一番でしたので、病院に就職しました。

  • 仕事のやりがい
    自分の撮影した画像から病気が判明

  • 自分の撮影した画像から病気が判明したり治療の役に立てると、診療を担う一端としてやりがいを感じます。チーム医療なので、自分の専門分野は深く、他職種の分野は広く知ることが大事です。

  • 後輩への助言
    エビデンスに基づいた医療の基礎を学べる

  • 現在の医療は経験則よりもエビデンスが重要です。大阪大学ではエビデンスに基づいた医療の基礎を学べると思います。

    続きを表示 ▼

    社会人になると学びたくても時間がなかったり、何を習うにも授業料が高かったりと、大学と親のありがたみがわかります。もちろん学生時代にしかできない経験もありますので、学業と遊びのメリハリをつけて大学生活を楽しんでください。

  • 貴方にとって大阪大学とは

  • 胸を張って自慢できる母校です

  • 教員からのメッセージ

    戸田さんは疑問に思ったことを常に教員に質問をされるなど、積極的に講義・実習に参加されました。研究室配属後は放射線被曝による皮膚障害に着目され、発症メカニズムの解明と治療方法を検討する研究に携われましたが、ひとつひとつ疑問や問題を解決しながら進める努力の結果、成果を学会や論文で発表され、素晴らしいものになりました。大学院在籍時には後輩の学部学生を指導しながら卒論をまとめさせるなど、後進への指導力もお持ちでした。実習生だけでなく職場後輩へ指導されておられる戸田さんをしばしば拝見しますが、学生時代の能力をいかんなく発揮されておられるなと感服しています。これからも、この領域で大いに活躍されると期待している卒業生です