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研究所の研究員としてデータから健康を支える

プロフィール

研究所
M.U
2009年大阪大学医学部保健学科看護学専攻卒業後、大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻(数理保健学研究室)博士前期課程、後期課程に進学。
保健学博士を修了し、2014年より研究所の研究員(疫学部)として勤務、現在に至る。

大阪大学を選んだ理由
国家資格の取得と総合大学の魅力

  • 将来の選択肢はできるだけ広げておきたいと思っていたからです。看護学専攻で、保健師や養護教員、助産師など、看護師以外の資格も取得できることが決め手でした。全国から人が集まる総合大学であることも魅力的でした。

  • 大阪大学で身につけたこと
    研究職にも役立つ教え

  • 私は看護の現場ではなく研究職で働いていますが、看護の知識は、わずかながらも自分や親しい人の健康を守るのに役立っています。大学院で先生がおっしゃっていた「面白くない研究なら、自分が面白くしてやるという気持ちで取り組みましょう」というお言葉は、お仕事のやる気を出したいときによく思い出します。
    また、地元の友達から、たこ焼きをやくのが上手いとほめられます。

  • 印象に残る授業・実習など
    看護学実習での思い出

  • 初めて実習服に袖を通したときの高揚感はよく覚えています。特に最初のベッドメイキングの実習では、看護の厳しさを目の当たりにした思いでした。病院実習では厳しくも親身な指導を受け、患者さんに逆に励まされることも多く、実習グループメンバーの絆が非常に深まったのは良い思い出です。

  • キャンパスライフの思い出
    友人との日々の交流

  • あまりキラキラしたキャンパスライフは送っていませんでしたが、お昼にどの学食に行くか相談したり、授業の合間に部活にいったり、安い居酒屋のコース料理で飲み会をしたり、お菓子を買い込んでお泊り会をしたり、平日に観光地に遊びに行ったり、日常の色々が楽しかったです。

  • 大学院に進学した理由
    卒論がきっかけ

  • 卒論の研究室を選ぶときに、がん罹患数の推計の研究について伺ったことがきっかけです。それまで全く馴染みがなかった分野でしたが、先生が楽しそうにお話しされるのを聞いていると、とても興味がわきました。実際にやってみると楽しくてもっと勉強したいと思い、就職のことも考えた結果、進学を決めました。

  • 今の仕事を選んだ理由
    研究職

  • がんの疫学研究に携われて、ルーティンの業務よりも研究に重点をおけるので、今の仕事を選びました。研究室の先輩が就職していらしたので、お話を聞けて安心だったこと、見学に行った際の和やかな雰囲気、地元であることも理由のひとつです。

  • 仕事のやりがい
    がんの疫学研究

  • 今の仕事では、大規模な集団を長期間にわたって追跡調査して、がんや他の疾患のリスクを調べています。大変貴重な資料で、調査の対象者の方の生涯や、これまで追跡調査に関わってこられた先輩方の歴史を考えると、誠実に研究しなくてはと感じます。私の専門は疫学ですが、統計の先生に相談しやすかったり、生物学の先生にご助言いただけたりと、研究を深めやすい環境なのでありがたく思います。

  • 後輩への助言
    よく遊びよく学んで、いろんな経験を!

  • よく遊びよく学んで、いろんな経験をしてください。院生になっても社会人になっても、それぞれ楽しいことがたくさんありますので、安心してください。社会人になってから学生のときにもっと勉強しておけばよかったと思うという話をきくこともあると思いますが(そしてきっと「いや、さすがにこれは役にたたないだろう」と感じることもあると思いますが)、先輩方の言葉は真実でした。あのときの自分に「ありがとう」と感謝するときがくると思うので、課題をがんばってくださいね。

  • 貴方にとって大阪大学とは
    故郷

  • 第二の故郷。大阪大学のいいニュースを聞くと嬉しくて、久しぶりに遊びに行って学食が変わってたりすると少し寂しいです。

  • その他

  • 私は学部からそのまま博士課程に進学し、9年間を大阪大学で過ごしました。友達がどんどん就職していくなかで、なかなか経済的に自立できない焦りを感じたり、希望するような就職ができるかどうか不安になることもありました。そんなとき、先生や先輩たちにお話を聞いたり、友達とぐだぐだ話したり、家族が支えてくれたおかげで、今は結果オーライと思えます。大学生活、悩んだり迷ったりもあると思いますが、楽しんでください。

  • 教員からのメッセージ

    こんな人に目指して欲しい

    Uさんは、学部で看護師・保健師の国家試験受験資格を取得し、見事合格しました。そして、卒業研究での学びをさらに深め、研究を発展させるために、そのまま大学院へ進学しました。大学院で研究に専心し、研究力を身につけたことが、現在の研究者への道を開いたのだと確信します。

    看護でも、ビッグデータを解析し疾病の原因解明や、リスク、予防について明らかにする研究を行っております。そんな研究者になりたいという方にも適しています。 疾病の原因は、環境要因の中の食事や睡眠などの生活習慣も含まれます。Uさんのように医学だけでなく、生活を支援する看護学の知識を持っていることで、多角的な視点でのデータ解析を可能にし、人々にとって有益な研究成果を示すことが可能となります。